お知らせ

「年調・法定調書の達人（平成26年分版）」公開のお知らせ

2014.11.22

日頃、「達人シリーズ」をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

「年調・法定調書の達人（平成26年分版）」を本日公開いたしました。
本製品では、最新の税制改正に対応するだけでなく、新たな機能改善も行っています。

※なお、2014年10月25日に公開したお知らせの変更内容から大幅に変更がありました。

【公開製品バージョン】
年調・法定調書の達人（平成26年分版）
プロダクトバージョン（1.0.0.0） / メンテナンスバージョン（1.00.0000）
※データベースを新規作成する必要があります。

【CD-ROM発送開始日】
平成26年11月27日（木）
※CD-ROM版をご契約中のお客様へ、メール便にて5日前後で届くよう発送いたします。

【1.税制改正による変更】
（1） 以下の帳票の新様式に対応しました。
　　　（対応帳票）
　　　・ 給与所得に対する源泉徴収簿（一人別徴収簿）
　　　・ 給与所得者の保険料控除申告書兼給与所得者の配偶者特別控除申告書
　　　・ 年末調整欄

（2） 上記「（1）帳票の新様式への対応」に伴い、申告年度が平成26年度の場合のみ、以下をダブルクリックして表示される
　　　［非課税となる通勤手当］画面を追加しました。
　　　（対象項目）
　　　・ 非課税となる通勤手当
　　　・ 非課税となる通勤手当の計算根拠

（3） 以下の帳票の演算式を変更しました。
　　　① 給与所得に対する源泉徴収簿（一人別徴収簿）
　　　　　・ ［①給料・手当等］において、申告年度が平成26年度の場合のみ、［非課税となる通勤手当］を引くよう演算式
　　　　　　 を変更しました。
　　　② 退職所得の源泉徴収票・特別徴収票
　　　　　・ 申告年度が平成27年度以降の場合、［所得税法第201条第1項第1号並びに地方税法第50条の6第1項第1号及び
　　　　　　 第328条の6第1項第1号適用分］－［源泉徴収税額（下段）］の演算式に“課税退職所得金額4,000万円以上
　　　　　　 （所得税率45％、控除額4,796,000円）”という条件を追加しました。
　　　③ 年末調整データ総括表
　　　　　・ 上記「（1）帳票の新様式への対応」に伴い、申告年度が平成26年度で社員のうち一人でも［非課税となる通勤
　　　　　　 手当］がある場合のみ、［（内）前職分］を2段書きにして［（内）非課税となる通勤手当（4月～10月分）］
　　　　　　 を表示するよう変更しました。
　　　④ 年末調整データ一覧表
　　　　　・ 上記「（1）帳票の新様式への対応」に伴い、申告年度が平成26年度で社員のうち一人でも［非課税となる通勤
　　　　　　 手当］がある場合のみ、［（内）前職分］を2段書きにして［（内）非課税となる通勤手当（4月～10月分）］
　　　　　　 を表示するよう変更しました。

（4） 特別徴収の推進に対応し、以下の画面・帳票などを変更しました。
　　　① 画面の変更
　　　　　・ ［社員の新規登録／編集］画面－［基本情報］タブに［理由］を追加しました。
　　　　　・ ［徴収方法］が［普通徴収］の時のみ入力できます。
　　　② 給与所得の源泉徴収票
　　　　　・ ［摘要（上段）］に、［徴収方法］と上記「①画面の変更」で登録した［理由］を表示するよう対応しました。
　　　③ 社員データ一覧表
　　　　　・ ［徴収方法等］を2行に変更し、上記「①画面の変更」で登録した［理由］を表示するよう
　　　　　　 対応しました。
　　　　　・ ［甲乙区分］を削除して、［扶養控除等の申告］を［甲乙区分・扶養控除等の申告］に変更しました。
　　　④ データのインポート／エクスポート
　　　　　・ 上記［①画面の変更］に伴い、社員データのインポート／エクスポート項目に［理由］を追加しました。
【2.機能改善による変更】
（1） 昨年退職した社員でも、今年に給与等の支払が発生した場合は源泉徴収票などを作成できるよう対応しました。
　　　本対応に伴い、以下の画面を変更しました。
　　　① ［社員の登録］画面
　　　　　・ 昨年退職した社員は、［社員の登録］画面－［現況］に［＋］を表示します。
　　　② ［新規作成／基本情報の登録］画面
　　　　　・ ［新規作成／基本情報の登録］画面－［支給日情報］タブに［翌月払い］を追加しました。
　　　　　　 昨年退職した社員のうち、今年度源泉徴収を行わない社員については、インポートや翌期繰越時に年調処理を
　　　　　　 行わないよう設定します。

（2） 給与の内訳などを登録できる「源泉徴収簿の基礎となる給与明細表」を対応帳票に追加しました。
　　 「年調・法定調書の達人」オリジナルの帳票です。業務メニュー［給与所得の源泉徴収票等の作成］から作成できます。

（3） 上記「（2）対応帳票の新規追加」に伴い、「源泉徴収簿の基礎となる給与明細表」で登録した内容を「給与所得に
　　　対する源泉徴収簿（一人別徴収簿）」に取り込めるよう、「給与所得に対する源泉徴収簿（一人別徴収簿）」画面に
　　　ツールボタン［取り込み］を追加し、クリックして表示される［取り込み確認］画面を追加しました。
　　　取り込む月を選択して［確定］ボタンをクリックすると、選択した月のデータが取り込まれます。

（4） 源泉徴収票などの社員の表示や印刷順序を設定できるよう、［社員の登録］画面に以下のボタンを追加しました。
　　　［F11／順序設定］ボタンをクリックすると［順序設定］画面が表示されるので、設定をして［確定］ボタンをクリック
　　　すると、設定した順序で社員が表示されます。
　　　（追加ボタン）
　　　・ F8／上へ
　　　・ F9／下へ
　　　・ F11／順序設定

（5） ［俸給・給料等］－［人員］において、全登録社員のうち［甲乙区分］が［丙欄］以外の社員の「給与所得に対する
　　　源泉徴収簿（一人別徴収簿）」の［総支給金額］の合計金額が0円の場合は“0”とするよう変更しました。全社員の
　　　［総支給金額］に“0”を入力しない限りは空欄です。

（6） 「配当、剰余金の分配及び基金利息の支払調書合計表」を印刷する際、印刷項目を選択できるよう［印刷項目の選択］
　　　画面を追加しました。

（7） 「旧:税務代理権限証書／新:税務代理権限証書（平成26年7月1日以降提出用）」の新様式に対応しました。

（8） Professional Editionに限定していた以下の機能を、Standard Editionでも利用できるよう拡張しました。
　　　（対象機能）
　　　・ 業務エラーチェック機能
　　　・ PDF出力機能
　　　・ DocuWorks出力機能

【3.その他】
（1） 本製品に対応した電子申告データインポート機能（国税）もあわせて提供しています。「配当、剰余金の分配及び
　　　基金利息の支払調書」「配当、剰余金の分配及び基金利息の支払調書合計表」「給与所得・退職所得等の所得税徴収高
　　　計算書（一般用／納期特例用）」は「年調・法定調書の達人（平成26年分版）」で作成して、電子申告できます。
　　　それ以外の国税の帳票に対応した電子申告データインポート機能と、地方税の電子申告データインポート機能は、
　　　12月下旬以降ダウンロード可能予定です。

（2） 本製品のインストールを行うコンピュータに「達人Cube」がインストールされている場合、最新バージョン（Ver:1.18.0.2）
　　　をインストールしておく必要があります。

【インストール方法】
インストール方法などについては『年調・法定調書の達人（平成26年分版）（Ver:1.0.0.0）　利用ガイド』をご確認ください。
<利用ガイド確認方法>
① 「年調・法定調書の達人（平成26年分版）」ツールバー［情報コミュニティ］、又はメニューバー［ヘルプ］－
　 ［情報コミュニティ［FAQ等］］をクリックします。
② ［情報コミュニティ］画面－［達人シリーズ］－［各種マニュアル］をクリックします。
③ ［申告書作成ソフト］タブで該当税目の利用ガイドの［ダウンロード］ボタンをクリックします。
※CD-ROM版をご契約中のお客様は、メール便にて5日前後で届くよう発送いたします。

今後も、弊社「達人シリーズ」では、皆様からのご要望を心よりお待ちしております。