2019.04.24
日頃、「達人シリーズ」をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
「減価償却の達人(平成31年度以降用)」の提供予定日が決定しましたので、お知らせいたします。
本プログラムでは、最新の税制改正に対応するだけでなく、新たな機能改善も予定しています。
公開プログラムバージョン
減価償却の達人(平成31年度以降用)
プロダクトバージョン(1.0.0.0) / メンテナンスバージョン(1.00.0000)
※データベースを新規作成する必要があります。
提供予定日
2019年5月下旬
1.税制改正による変更
(1) 新元号への対応
新元号への対応として、以下を変更します。
① 年月日などの入力画面の追加
・ 帳票上で手入力項目だった年月日欄などにおいて、ダブルクリックして表示される以下のいずれかの画面を
追加し、画面からの入力に変更して新元号を設定できるよう変更します。
(追加画面)
・ 年
・ 年月日
・ 提出年月日
・ 事業年度
② 新元号の追加
・ 元号をプルダウンで選択する項目において、新元号を追加します。
上記「①年月日などの入力画面の追加」及び「②新元号の追加」について、「減価償却の達人」(Ver:1.23.3.17)で
以下の設定をしていた場合、「減価償却の達人(平成31年度以降用)」(Ver:1.0.0.0)のインストール後に旧プロ
グラムデータのコンバートをすると日付が変わります。
該当項目において、正しい日付が設定されているかご確認ください。
(「減価償却の達人」(Ver:1.23.3.17)/「減価償却の達人(平成31年度以降用)」(Ver:1.0.0.0))
・ 暦上存在しない日付を入力(“99日”や、うるう年ではない年の2月29日など)/空欄
・ [年][月]又は[日]が空欄/全て空欄(※)
(※)以下の画面を除きます。
(画面)
・ 資産の新規登録/変更
・ 一括償却資産の新規登録/変更
・ 少額減価償却資産の新規登録/変更
・ 業務メニュー[償却資産申告書の作成]から表示される[提出日・提出先]画面及び[提出年月日]画面
2.機能改善による変更
(1) 年度分岐に伴う変更
「減価償却の達人」から「減価償却の達人(平成31年度以降用)」に年度が分かれたことに伴い、以下を変更します。
① 年度分岐に伴う過年度帳票の削除
・ 平成30年4月1日時点で最新の様式ではない、以下の帳票を削除します。
(対応帳票)
・ 税務代理権限証書(平成26年7月1日以後提出用)
・ 税務代理権限証書(平成26年6月30日以前提出用)
② [新規作成/基本情報の登録]画面の変更
・ [運用条件1]タブ-[端数設定]に記載の文言を変更します。
・ [運用条件2]タブ-[償却資産の計算]を削除します。
③ [償却資産申告書情報]画面の変更
・ [前回申告の情報]と[今回申告の情報]の[平成 年1月1日帳簿価額]を削除します。
・ 業務メニュー[資産の登録]から表示する[償却資産申告書情報]画面のみに記載の[(事業年度開始日が
平成20年1月1日~20年3月31日の場合に入力)]を削除します。
④ [一括変更]画面の変更
・ 上記「③[償却資産申告書情報]画面の変更」に伴い、[F5/機能メニュー]-[耐用年数一括変更]を
クリックして表示される[一括変更]画面において、[一括変更設定]-[前回申告の帳簿価額・評価額を
固定する]から“帳簿価額・”を削除します。
⑤ データのインポート/エクスポート機能の変更
・ 「③[償却資産申告書情報]画面の変更」に伴い、[資産ファイル(CSV形式)のインポート/エクスポート
(VERSION1.9)]において、[特例の適用終了年度]を数値型から文字型に変更しました。また、帳簿価額に
関する以下の項目を削除します。
(削除)
・ 前回の帳簿価額(入力)
・ 前回の帳簿価額
・ 今回の帳簿価額(入力)
・ 今回の帳簿価額
(2) 旧プログラムデータのコンバート機能の追加
「減価償却の達人」(Ver:1.23.3.17)からデータを引き継げるよう、旧プログラムデータのコンバート機能を追加
します。メニューバー[ファイル]-[旧プログラムデータのコンバート]をクリックします。「平成31年5月1日」
以降の場合の元号は、新元号でコンバートします。「平成31年5月1日」の場合は「令和1年5月1日」となります。
3.その他
(1) 連動コンポーネントについて(Professional Edition/Standard Edition限定)
本プログラムの公開に伴い、連動コンポーネント「法人税の達人from減価償却の達人(平成31年度以降用)」も
同日に提供いたします。本プログラムで「法人税の達人(平成31年度版)」とのデータ連動をご利用の場合は、
必ず最新の連動コンポーネントをインストールしてください。「所得税の達人(平成31年分版)」及び「連結
納税の達人[個社処理用](平成31年度版)」に対応した連動コンポーネントは今後提供予定です。
また、以下の[連動先プログラム]より古い年度は「減価償却の達人(平成31年度以降用)」では連動できません
ので、ご注意ください。
(連動先プログラム/インストールするプログラム/提供日)
・ 法人税の達人(平成31年度版)
/法人税の達人from減価償却の達人(平成31年度以降用)
/2019年5月下旬(「減価償却の達人(平成31年度以降用)」と同日)
・ 所得税の達人(平成31年分版)
/所得税の達人from減価償却の達人(平成31年度以降用)
/次回「所得税の達人(平成31年分版)」マスタプログラム提供日
・ 連結納税の達人[個社処理用](平成31年度版)
/連結納税の達人[個社処理用]from減価償却の達人(平成31年度以降用)
/次回「連結納税の達人[個社処理用](平成31年度版)」マスタプログラム提供日
(2) 電子申告について(「電子申告の達人」ご契約の方限定)
本プログラムの公開に伴う「電子申告の達人」の提供はありません。
「第二十六号様式償却資産申告書(償却資産課税台帳)」などの電子申告は、令和2年度分以降に対応予定です。
今後も、弊社「達人シリーズ」では、皆様からのご要望を心よりお待ちしております。