2018.03.17
日頃、「達人シリーズ」をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
「減価償却の達人」の提供予定日が決定しましたので、お知らせいたします。
本プログラムでは、新たな機能改善を予定しています。
公開プログラムバージョン
減価償却の達人
プロダクトバージョン(1.23.0.17) / メンテナンスバージョン(1.23.0000)
※データベースの更新があります。
提供予定日
平成30年4月中旬
1.社会保障・税番号制度(マイナンバー)による変更
(1) データベース間のセキュリティ緩和
データベース及びデータへのアクセス権はあるが、「達人Cube」-[アカウント管理]-[利用者一覧]の
設定で[個人番号へのアクセスを許可する]のチェックが外れているユーザは、「電子申告の達人」での
データ取り込み時など、データベース間でのデータの移動やデータの複写を不可としていましたが、データ
ベース及びデータに付与したセキュリティ設定が同一のデータベース間においてのみ、データベース及び
データへのアクセス権があれば[個人番号へのアクセスを許可する]のチェックが外れているユーザも
データベース間でのデータの移動やデータの複写ができるよう変更します。
(2) 法人番号の参照機能の追加
法人番号を参照できるよう、[新規作成/基本情報の登録]画面-[基本情報]タブの[法人番号]に[参照]
ボタンを追加し、「国税庁社会保障・税番号制度法人番号公表サイト」(http://www.houjin-bangou.nta.go.jp/)
を表示できるよう対応します。
[法人個人区分]が[法人]で、「達人Cube」にログインしている場合のみ、表示できます。
※ 表示のみです。反映はできません。
(3) 画面の変更
法人番号及び個人番号が正しくない場合に表示される画面に、考えられる原因を追記します。
(4) インポートの変更(「データ管理の達人」ご契約の方限定)
メニューバー[ツール]-[個人番号一括インポート]-[データ管理の達人(個人番号収集データベース)]
において、「減価償却の達人」で登録した個人データと「データ管理の達人」で登録した個人データが異なる
場合は、その個人データの差異をCSVファイルで出力できるよう対応します。本対応に伴い、[個人番号データの
インポート]画面に[F9/差分検出]ボタンを追加します。
(5) 「データ管理の達人」との連携の変更(「データ管理の達人」ご契約の方限定)
[事業者一覧]画面-[F5/検索]ボタンをクリックして表示される[検索(事業者一覧)]画面に以下の項目
を追加し、「データ管理の達人」の事業者データベースに登録した事業者情報の以下の項目で検索できるよう
変更します。
(追加項目)
・ 決算月指定
・ 所轄税務署指定
(6) 事業者データベースの新規作成(「データ管理の達人」ご契約の方限定)
「データ管理の達人」において、事業者データベースを複数作成できるようになったことに伴い、以下の画面を
追加/変更し、事業者データベースを選択できるよう対応します。
下記①②とも、[参照]ボタンをクリックして表示される[事業者データベース一覧]画面からデータベースを
選択します。
① [検索(フィルタ)]画面の変更
・ [高度な検索]タブにおいて、事業者データベースを選択できるよう変更します。
② 事業者データベース選択画面の追加
・ 以下の画面の[事業者一覧]ボタンをクリックすると、事業者データベースを選択する画面が表示される
よう変更します。
([事業者一覧]ボタンのある画面)
・ [新規作成/基本情報の登録]-[基本情報]タブ
・ [所有者情報]画面
・ 以下の画面の[F9/マスター更新]ボタンをクリックすると、事業者データベースを選択する画面が
表示されるよう変更します。
([事業者一覧]ボタンのある画面)
・ [新規作成/基本情報の登録]-[基本情報]タブ
・ [所有者情報]画面
2.機能改善による変更
(1) ステータスの追加
データのステータスを[データ管理]画面-[プロパティ]画面以外でも確認/変更ができるよう対応します。
データの開閉時や保存確認時などにステータスが表示され、変更もできます。
本対応に伴い、以下の画面を変更します。
① [開く]画面などのデータ一覧画面
・ [開く]画面などのデータ一覧画面に[ステータス]を追加します。
② [プロパティ]画面
・ [プロパティ]画面-[ステータス]を追加し、レイアウトを変更します。
(2) 圧縮記帳の変更
圧縮記帳をしている資産において、[引当金に計上する][積立金に計上する]を選択している場合のみ、償却額
及び償却限度額に関する自動計算が途中からできなくなる場合があるため、償却額及び償却限度額に関する金額等
をそれぞれ設定できるよう対応します。本対応に伴い、以下の画面を変更します。
(画面)
・ 新規作成/基本情報の登録
・ 圧縮記帳
・ 償却方法の変更
・ 耐用年数短縮の設定
・ 経過措置の設定
(3) 演算式の変更
以下の演算式を変更します。
① [償却方法の変更]画面
・ 平成24年4月1日以降取得の定率法の資産において償却方法を変更した場合、[変更後の耐用年数]が正しく
計算されるよう対応します。
② [減損損失額設定]画面
・ 調整前償却額が償却保証額に満たなくなった定率法の資産において当期の減損処理を設定した場合、[減損
損失額設定]画面-[当期情報]タブの[減損前帳簿価額]の金額が正しく計算されるよう対応します。
③ 月額表
・ 調整前償却額が償却保証額に満たなくなった定率法の資産において当期の減損処理を設定した場合、月額表
の金額が正しく計算されるよう対応します。
(4) 画面の変更
以下の画面を変更します。
① [開く]画面
・ プログラム起動中は、以下の設定を保持するよう変更します。本変更に伴い、[検索(フィルタ)]画面に
[F9/初期値]ボタンを追加します。以下の全ての設定を初期値に戻す場合はクリックします。
※ [検索(フィルタ)]画面-[高度な検索]タブ-[事業者データベース名]は、[F9/初期値]ボタンを
クリックしても保持されたままです。
(設定保持内容)
・ データの選択状態
・ [検索(フィルタ)]画面
② [市区町村コード一覧]画面
・ 業務メニュー[本支店・部門・地域等の登録]-[申告先地域]タブから表示される[申告先地域の新規登録
/変更]画面の、[参照]ボタンをクリックして表示される[市区町村コード一覧]画面において、[都道府
県]で政令指定都市を選択した場合、[市区町村名]の表示を区までに統一します。
※ 既に政令指定都市を登録している場合、本プログラムをインストールしても提出先は自動で変更されません。
必要があれば手動で変更してください。
③ [所有者情報]画面
・ 「第二十六号様式償却資産申告書(償却資産課税台帳)」から表示する[所有者情報]画面において、
[1.住所~2.氏名]タブ-[屋号](ふりがな含む)において、桁数を全角10文字から全角15文字に拡張します。
(5) 「税務代理権限証書」の変更
[事務所の名称及び所在地]において、「達人Cube」にログインして[F3/参照]ボタンをクリックすると表示される
[税理士一覧]画面から、連動する条件を変更します。
(項目/条件/連動内容)
・上段/契約情報の種別が[税理士法人]/契約情報の[住所]
上記以外の場合/契約情報の[名称]
・下段/契約情報の種別が[税理士法人]/空欄
上記以外の場合/契約情報の[住所]
3.その他
(1) 電子申告について
本プログラムに対応した電子申告データインポート機能(地方税)もあわせて提供いたします。
今後も、弊社「達人シリーズ」では、皆様からのご要望を心よりお待ちしております。