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ななお税理士法人様(埼玉県)

「顧問先サポート」でお客様のトラブルを早期に解決

プロファイル

ななお税理士法人 プロファイル
事務所名 ななお税理士法人
URL:https://nanaotax.com/
代表者 菅家 尚子
所在地 埼玉県西川口市
所属 関東信越理士会 西川口支部
設立年 平成7年11月
「達人シリーズ」導入時期 平成19年6月
利用会計ソフト JOIN財務システム
システム構成 サーバー 1台、デスクトップパソコン 9台、ノートパソコン 3台、プリンタ 2台


「達人シリーズ」導入の経緯や活用方法について、ななお税理士法人 税理士 菅家 尚子先生にお話をお伺いしました。

事務所紹介をお願いします。

税理士 菅家 尚子先生

税理士 菅家 尚子先生

菅家-川口の会計事務所に約10年間勤務し、その後33歳で独立し、現在は川口で開業しています。

先生1名 男性3名 女性3名の和気あいあいとした活気のある事務所です。

信頼と親和を第一義に、柔軟かつ的確な法的支援と、忠実で適正な財務諸表を追求し、お客様の幸せを真に願う、プロ会計人でありたいと思っています。

「達人シリーズ」導入のきっかけについてお聞かせください。

菅家-平成9年頃から「達人シリーズ」の販売店でもある株式会社カームさんにシステムに関する相談などを行なっていました。

平成17年頃に電子申告をしなければいけないという状態になり、カームさんに相談したところ、「達人シリーズ」を進めていただき導入することにしました。

法人税と減価償却、相続税と財産評価というように左右のデータの連動が効率的に作業できると思い、だいたい2年くらいかけてすべての税目を導入しました。

製品名 年間利用料
申告書作成ソフト 法人税の達人 Pro ダウンロード版 55,900円
減価償却の達人 Pro ダウンロード版 51,900円
消費税の達人 Pro ダウンロード版 31,900円
内訳概況書の達人 Pro ダウンロード版 39,900円
所得税の達人 Pro ダウンロード版 51,900円
年調・法定調書の達人 Pro ダウンロード版 39,900円
贈与税の達人 Pro ダウンロード版 25,200円
申請・届出書の達人 Pro ダウンロード版 33,900円
データ管理の達人 Pro ダウンロード版 49,800円
電子申告の達人 Pro ダウンロード版 36,000円
達人Cube 追加5アカウント(合計10アカウント) (月額2,850円×12か月)34,200円
年間利用料金合計 450,500円
  • ※ 表示価格は税抜きです。
  • ※ 契約内容および製品の金額は2020年7月末現在のものです。

株式会社カームから購入した経緯についてお聞かせください。

菅家-カームさんにはパソコンやサーバーの購入・設置、ネットワークの構築もお願いしていて技術や営業の方が一緒になってソフトをインストールしてくれたり、税務だけでなくパソコンについてもいろいろと相談にのっていただいています。

ヘルプデスクもあり、対応してくれる女性陣は非常に優秀で対応がすごくいいです。高度な技術や言語のことを理解している方が対応してくださっているんだと感じています。「ここまでしかサポートでできない」という機械的な線引きがなく柔軟に対応していただけるところが魅力的で大変助かります。とても安心感がありますね。

どちらかというと汎用性がないものをあえて商品化して販売している業界の体質を若かりし頃受けていたので、そういうものから脱却した会社の姿勢が好きです。我々の事務所に合わせた提案をしてくれるところもとても気に入っているので現在も納得いくお付き合いが続いています。

「達人シリーズ」を導入された先生のご感想をお聞かせください。

菅家-「達人シリーズ」の特長は手取り足取り型のソフトでないところがいいですね。今までは、「この順番でこうやって入力していけば最終的に答えがでる」みたいな流れが組まれたソフトに乗っかって仕事をしていました。

「達人シリーズ」の場合は、自分の一定の判断に基づき作成手順を考えるので、うちの事務所の場合は職員のレベルが上がりました。職員は導入当初はやはり手取り足取り型のソフトに慣れていたので迷いや戸惑いもあったようですが2か月くらいですべて払拭されました。今では逆に手取り足取り型では煩く感じるかもしれないですね。

自分で正しいやり方を勉強できたので、今までは言われたとおりに動くといった作業を機械に命じられていたといった感じですけどそこから一歩脱却してステップアップした感じですね。オーバーに言えばソフトを利用しなくても手作業で申告や納税額を出せるようになりましたね。それはとてもよかったと思っています。

「顧問先サポート」を導入した経緯についてお聞かせください。

菅家 尚子先生

菅家-「顧問先サポート」を導入したきっかけはお客様の中に少しでも入力などで不合理とかわからないことがあると一日の業務が終わらなくなってしまうことがありました。

そのような場合に、あとでファイルをメールに添付して上書きしておいてもらうといった対応ではサービス的に不十分だと思っていました。とにかく朝勃発したトラブルは夕方には収束させたい。そのためにはお客様の所に行って作業する方法もあるけど、お客様がいなくてはだめだし、お互い都合の悪い場合もあります。それでリモート接続しかないということになりました。お客様が深く知っていていいこともあるけど、無駄な努力をすることもいいとは言えません。無駄なところにあまり労力を割いても気の毒だし、それを強要するのもうちも悪いことなのでうちでできること、例えばちょっとしたファイルを上書きしたりするのはうちがやればいい。と私は思いました。

うちの事務所の場合は職員から「便利そうだからやってみたいんですけど」ということだったのでお客様が喜びそうという直感がするんだったらやってみようという感じで導入しました。案の定お客様は大喜びになったので月々1万円の経費だったならば本当にお安いと思います。

所長先生はだんだん年齢を重ねると税法を追っかけるのが精一杯でITの最先端までは追いかけられないです。若い機動力のあるITに慣れ親しんでいる職員にリモートは便利だからやってみようと所長さんが提案したらどうですかね。

ITの高度化は進んでいますが、一方でまったくできない方もたくさんいらっしゃいます。

「インターネットもこの前はじめてさわったんですよ。」「エクセルってなんですか」とか。ファイルをコピーするだけで苦しんでいる方もいるんですよね。

特にうちのような事務所は特化事務所ではなく、総合サービスでやっている事務所なのでそういうところに価値があると私は考えています。お客様に「そんなことまでしてもらえるんですか」という喜びを与えることができるので、将来的には事務所の特長として前面に出していきたいと考えています。

電子申告への取り組みについてお聞かせください。

菅家-平成17年ごろにe-Taxソフトを使ってはじめました。e-Taxソフトは会計事務所としては数を多くこなしていくのには無理があることはすぐわかりました。平成19年ごろから「達人シリーズ」を利用して平成20年ごろから法人税も電子申告を行っています。

現在は個人・法人含めて100%電子申告です。新規のお客様と契約させていただくときにもあらかじめうちの事務所は電子申告ですよということを伝えています。

今後の事務所の運営方針についてお聞かせください。

菅家 尚子先生

菅家-今後、お客様の作業と会計事務所側の作業において、効率を極められるものは極力、最新のものを導入したいと考えています。効率や時短に繋がるものは果敢に取り組んで行きます。そこで空いた余力の時間を、お金に変えられるように事業の根幹の生業のほうへ向けて欲しいという考え方を事業主の方たちにアドバイスできたらと考えています。会計処理・事務処理は短い時間で効率よく、漏れやミスなく、間違いの無い正確なデータを社長がじっくりねって検証する時間を作成できるように、中小企業へ定期的にアドバイスしていけたらと考えています。

新しいITを活用しようとすると手間がかかり導入に至らない場合もあると思いますが、手間がかかるのは最初のうちだけで、使いこなして手順化されればそんなに作業ロスになる大変さではないと思います。ただ練習していなかったりスキルが十分でないから手間なように思えているだけです。ITを使いこなしてスマートな仕事をしていくのが理想です。

取材時期:2011年9月

※ 敬称を省略させていただいております。

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