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日本食研ホールディングス株式会社様(愛媛県)

「達人シリーズ」体験版を利用することにより、導入前の不安が解消され、使い勝手の良さ・工数削減などのメリットを明確に把握することができました。

プロファイル

日本食研ホールディングス株式会社 プロファイル
会社名 日本食研ホールディングス株式会社
URL:https://www.nihonshokken.co.jp/
代表者 代表取締役会長 大沢 一彦
代表取締役社長 大沢 哲也
本社所在地 愛媛県今治市富田新港一丁目3番地
設立年 1973年2月(創業:1971年10月)
従業員数 4,564名(2022年10月時点、グループ15社合計)
事業内容 ブレンド調味料、レトルト食品、その他加工調理食品の企画・研究開発および製造・販売


1971年の創業以来、半世紀以上にわたり「もっと美味しく・もっと便利に」をスローガンに、食を通じてすべての人々の笑顔を作り続けてきた日本食研グループ。
今回は、グループの中核となる日本食研ホールディングス株式会社 経理部 主計グループ グループリーダー 折戸様と、実際に申告書の作成を担う係長 橋本様、主任 八木様に、「達人シリーズ」を導入いただいた経緯や、ご利用いただいての感想などを伺いました。

御社のご紹介をお願いします。

当社は、焼肉のたれやから揚げの素など、液体・粉体のブレンド調味料を中心に、加工食品、原料、資材に至るまで、「食」に関わる商品を幅広く取り扱っています。当社の大きな特徴は、商品企画から研究開発・製造・販売・物流に至るまでの工程を、自社で責任をもって行う「製造販売一貫」のビジネスモデルです。また、現在では国内はもとより、世界各地に開発・製造拠点を構え、お客様の満足度向上に努めています。
創業当時の現会長以下わずか6名という体制から、約半世紀を経た現在、グループ15社を数え、5千名近い従業員を擁するまでに成長できたのは、お客様や取引先、仕入先、従業員など関係者皆様のご支援の賜物です。私たちの使命は、「食」を通じて、これらすべての皆様に幸福をもたらすことにあります。これからも「味の作曲家」として、世界の食文化に貢献しながら「永遠企業」を目指してまいります。

「達人シリーズ」を導入される以前の業務環境や、そこで感じていた課題についてお聞かせください。

以前は安価な申告書作成ソフトを利用しており、主要な帳票の作成以外はすべて顧問税理士にお任せしていました。そのため、社内で税務に関するノウハウが蓄積されず、決算時の税理士とのやり取りにも多くの時間がかかっている状況でした。
また、作成できない別表が多くあったため、それらをエクセルで作成する必要があるなど、業務負担についても大きな課題を抱えていました。

2021年に「達人シリーズ」を導入いただいた経緯を教えてください。

近年、当社グループの事業がグローバルに拡大し、税務についても海外を含めた対応が必要になったため、2021年度からグローバル税務に強い税理士と新たに顧問契約を結びました。その際、社内でも税務の知識を培うとともに、業務の効率化を目的に、申告書の作成を社内で行うことにしました。
ちょうど電子申告が義務化されるタイミングでもあり、その対応も含め顧問税理士に相談したところ「自社が導入している『達人シリーズ』は、使い勝手がよく、作成できる帳票数が多いなど機能がとても充実しているのでお勧めです」とアドバイスを受け、導入の検討を始めました。

「達人シリーズ」導入の決め手となったのは、どんな点でしょうか。

既存ソフトを含めた複数社のソフトを検討し、価格面から既存ソフトと「達人シリーズ」に絞り込みました。
その後、製品版と同じ機能が使える「達人シリーズ」体験版(90日間無料)を利用したところ、使い勝手の良さもさることながら、作業工数の削減による効率化が期待できました。そこで、効率化に伴う人件費削減効果等をシミュレーションした結果、トータルなコストパフォーマンスでは「達人シリーズ」の方が優れていると説明でき、経営層から導入の承認を得ることができました。

「達人シリーズ」体験版をご利用いただいた感想をお聞かせください。

はじめは「自分たちだけでできるだろうか?」という不安もありましたが、導入前に「達人シリーズ」体験版を利用することで、事前に申告業務の流れを一通り把握することができたので安心できました。
また「達人シリーズ」は入力方法が直感的でわかりやすく、「ヘルプ機能」を使えば入力したデータが別表間でどこにどう反映されるのかが簡単に確認できるため、画面の指示に導かれて申告書の作成が進んでいくという印象でした。
体験版を利用中でも、疑問点などをサポートセンターに相談するとスピーディーかつ丁寧に回答いただけたので、これなら不安なく導入できると感じました。

「達人シリーズ」導入で改善されたポイントがあればお聞かせください。

2021年7月に「法人税の達人」と「内訳概況書の達人」「消費税の達人」「電子申告の達人」を導入しました。使い勝手のよさは体験版でも感じていましたが、実際に申告書を作成してみると、あらためて「達人シリーズ」の効率の良さを実感しました。

「法人税の達人」は、地方税の均等割・法人税割が自動で計算できる上、金額・税率の変更があった場合には常に最新に更新されるため、こちらで確認する必要がありません。以前の申告書ソフトでは地方税の税率が古いままだったことがあり、その後は常に確認しなければならず、とても苦労しましたが、「達人シリーズ」の導入によって税計算をミスするリスクがなくなり、確認の手間が省けるようになったことでストレスからも解放されました。
また、提出に必要な別表がすべて揃っているため、以前の申告書作成ソフトのようにエクセルで別途作成する必要がありません。同じ帳票(例えば「別表11-1」)を複数作成したい場合にも、データのエクスポート・インポート機能を利用すれば簡単に、かつ効率よく作成できます。データを入力すべき欄と、エクスポート可能な欄とが色分けされているなど、ユーザーの利便性を考えた細かな配慮にも感心させられました。

「達人シリーズ」を導入する前は、内訳明細書や会社事業概況書はグループ各社がそれぞれ個別にエクセルで作成をしていました。そのため、書式に統一性がなく、提出不要な科目の内訳書まで作成・提出してしまうなどの問題を抱えていました。
「内訳概況書の達人」では、すべての帳票データがエクセル形式でインポート・エクスポートできるため、グループ各社に統一したフォーマットの書式が提供できるようになりました。それにより提出不要な内訳明細書の作成もなくなったことで、グループ全体の事務作業の整理と業務効率化が図れるようになりました。

「達人シリーズ」による電子申告・納税の効果をどのように感じていますか。

「電子申告の達人」で電子申告を行うようになってからは、申告時に税務署などに行く手間や郵送などの作業がなくなったことで、以前の紙での提出に比べ格段に業務が簡素化されたと思います。
納税も電子納税にしたことにより、納付書を作成する手間が省けるとともに、銀行の窓口時間を気にすることなくいつでも納付できるようになり、とても便利になりました。

NTTデータのサポート体制についてのご感想をお聞かせください。

導入1年目は自社での申告が初めてだったこともあり、電話やメールで問い合わせをすることが多かったのですが、その都度、とても丁寧かつスピーディーに対応いただけたのはとても助かりました。
また、「達人Cube」の情報コミュニティに掲載されている「ユーザーからのよくある質問・回答」は、操作に困った時など何度も利用させてもらいました。
おかげさまで、導入2年目は飛躍的に作業効率が向上し、経理担当者の働き方改革にもつながったと感じています。「達人シリーズ」には便利な機能が豊富ですが、まだ十分に使いこなせるまでには至っていませんので、「こんな機能があるよ」といった資料があれば情報コミュニティなどを通じて教えてもらえればと思っています。

取材時期:2023年2月

※ 敬称を省略させていただいております。

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