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エヌエスケイホールディングス株式会社様(長野県)

「グループ通算の達人」は、入力画面が帳票そのままのイメージなので直感的でわかりやすく、経験の浅いスタッフもスムーズに申告書の作成ができました。

プロファイル

エヌエスケイホールディングス株式会社 プロファイル
会社名 エヌエスケイホールディングス株式会社
URL:https://www.nsk-japan.co.jp
代表者 代表取締役社長 矢島 博
本社所在地 長野県諏訪市湖岸通り5丁目17番26号
設立 2018年4月2日
従業員数 15名
事業会社
および事業内容
  • 日本ソフトウェア株式会社(東京)
  • ・ ソフトウェア開発を中心としたコンサルティングおよびソリューションビジネスなど
  • 長野日本ソフトウェア株式会社(長野)
  • ・ ソフトウェア開発を中心としたコンサルティングおよびソリューションビジネスなど
  • エヌエスケイビジネスソリューション株式会社(長野)
  • ・ 労働者派遣業


1985年設立の日本ソフトウェアを軸に、「経営と情報のプロフェッショナル」として、多くの企業の経営革新をサポートしてきたNSKグループ。
今回は、持株会社であるエヌエスケイホールディングス経営管理部の金子様と、事業会社で税務を担う、日本ソフトウェアの高田様、中村様、長野日本ソフトウェアの塚田様に、「達人シリーズ」導入の経緯やご感想を伺いました。

まずは御社の紹介からお願いします。

諏訪湖を望む

諏訪湖を望む

高島城を望む

高島城を望む

当社グループは、1985年の設立以来、幅広い業種・業態で培ってきた経験をベースに、ICTによる経営革新の方法論を体系化。コンサルティングからソリューション提供、システムインテグレーション、アウトソーシングまで、一貫したサービス提供をする「創造的革新のパートナー」として、お客様の経営革新をサポートしてきました。

技術進化や環境変化の激しいICTの世界にあって、常にお客様のご期待にお応えできるよう、新技術・新分野への挑戦を続ける「攻めの姿勢」を重視。特に近年では、デジタル・トランスフォーメーション(DX)に注力しており、自らDXを推進して新たなサービスを創出し、お客様のDX推進を支援しています。

今後も「お客様に、夢と未来を提供する最適なビジネスパートナーであり続ける」を企業理念に、お客様から評価、信頼、安心いただける企業として、成長・発展を続けていきます。

2020年に「達人シリーズ」を導入いただいた経緯をお聞かせください。

当社では、連結納税制度を導入した2007年から他社メーカーのソフトを利用して申告書を作成してきましたが、同社がサービスを終了することになったため、新たなソフトへの入れ替えが必要となりました。その際、同社から推奨ソフトとして紹介されたのが「達人シリーズ」でした。
「達人シリーズ」は、開発元がNTTデータという安心感に加え、多くの導入実績や、Webサイトでの説明の分かりやすさなどもあり、導入候補の一番手として考えました。
他社の申告書ソフトについても情報を収集しましたが、ソフトのデモンストレーションなどを通じて比較検討した結果、最終的に「達人シリーズ」の導入を決めました。

導入に先立ち無料体験版をご利用いただきましたが、その際のご評価をお聞かせください。

税務申告ソフトの導入に当たっては、申告業務の経験が少ないスタッフでも利用可能かどうかを大きなポイントとしていましたので、製品版と同じ機能が使える無料体験版で事前に確認できたことは、非常にありがたかったですね。
実際に無料体験版を利用してみると、申告書の作成から子会社のデータ連携を含めた連結納税の一連の手順がイメージできるとともに、操作性や機能などユーザービリティの高さも実感することができました。

実際に「達人シリーズ」を導入いただいたご感想をお聞かせください。

以前の申告ソフトはリーズナブルな価格でしたが、その分、帳票内の自動計算や項目間のデータ連携といった機能がほとんどなく、ある項目で計算ミスがあった際に、それがどの項目に影響があるかも把握しづらかったため、申告書の作成に多くの時間がかかっていました。
その点、「達人シリーズ」は、帳票間のデータ連携や集計機能が豊富なため、入力や計算する手間が少なくなり、ミスが生じた場合のアラート機能も備えています。このため検算・修正も含め業務効率が飛躍的に向上しました。
かつては期末からGWにかけて膨大な業務を抱えていましたが、「達人シリーズ」の導入で大幅な作業時間の軽減につながっています 。

「グループ通算の達人」などの導入により、どのようなメリットを感じられたでしょうか。

「グループ通算の達人」は、通算親法人のみが使用する「通算処理用」と、通算親法人や子法人がそれぞれ利用する「個社処理用」の、2つのプログラムから構成されています。
個社処理用プログラムは、「連結納税の達人」と同様、データ連携や自動計算などの機能が充実しており、最低限の入力作業で申告書が作成できます。加えて、入力が必要な項目と不要な項目とが明確に区別されているため、作業中に迷うこともありません。 このため、もともと申告書を作成していたスタッフはもちろん、経験の浅いスタッフもスムーズに対応でき、作業を通じて税務知識の習得にも役立ちました 。
通算処理用プログラムは、個社処理用プログラムで各社が作成・登録した申告書データを自動で集計してくれるので、以前のソフトに比べて大幅な負担軽減になっています。集計作業も「あっという間に終わる」というのが実感で、非常に使い勝手が良いですね。

会計ソフトとのデータ連動については、どのように活用されていますか。

会計ソフトは「達人シリーズ」とデータ連動ができるOBCの「奉行シリーズ」を導入しています。
主に「内訳概況書の達人」と連動させており、「奉行シリーズ」のデータを中間ファイルで簡単に取り込めるため、内訳明細書や事業概況書の作成に要する時間を大幅に削減できました。おかげで会計士とのデータのやり取りも簡素化され、効率化という面では大きな成果を感じています。

「達人シリーズ」による電子申告の効果をどのように感じていますか?

電子申告は初めてのこともあり、対応に不安はありましたが、「電子申告の達人」は操作が分かりやすい上、手順も明確になっているので、思った以上にスムーズに申告できました。
また、入力に不備があれば、申告する前にエラーメッセージが表示されるなどのチェック機能が充実しているため、誤って申告するといった事態を防げるのも安心材料です。
紙で申告していた時は、出力する帳票も多く、税務署に提出する準備も含めてかなりの時間を要していましたが、電子申告によりその作業がなくなったのは大きなメリットですし、いったん仕組みができてしまえば、次年度以降の業務負荷も大幅に軽減されると思います。

最後に「達人シリーズ」に対する全般的な評価をお聞かせください。

「達人シリーズ」は機能が充実していて非常にコストパフォーマンスの高い製品だと思います。
操作性についても、入力画面が帳票そのままのイメージなので直感的で分かりやすく、ソフトの利用が初めてであっても、迷わずスムーズに申告書を作成できます。
2022年度は「グループ通算の達人」への切り替えや電子納税の対応もあり、ヘルプデスクへ電話やメールで何度も問い合わせをさせていただきましたが、丁寧かつスピーディーに対応いただいたおかげで、スムーズに申告業務を行うことができました。 今後もより良い製品の開発とサポートを期待しています。

取材時期:2023年6月

※ 敬称を省略させていただいております。

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