仮想化対策を導入しVDI環境(仮想デスクトップ)において複数人で分担できるようになったことで、決算時の作業効率が以前に比べて大幅にアップしました。
会社名 | 大阪ガスマーケティング株式会社 URL:https://www.osakagas-marketing.co.jp/ |
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代表者 | 代表取締役社長 植田 信一 |
本社所在地 | 大阪市中央区 |
設立年 | 2019年10月 |
従業員数 | 約953名 |
事業内容 | 家庭用お客さま向けガス・電気の販売および保守等、機器販売事業、リフォーム事業 |
ご家庭のお客さま一人ひとりのご要望に応じたエネルギー、機器、暮らしのサービスやリフォームなどをスピーディに提供する大阪ガスマーケティング株式会社。
今回、申告業務に携わる経営企画部 財務チームの佐藤様に「達人シリーズ」導入前の課題と導入経緯、お使いになってのご感想を伺いました。
当社は、大阪ガス株式会社の家庭用営業部門及び、大阪ガス住宅設備株式会社の機器販売事業部門・リフォーム事業部門を母体として、2020年4月より事業を開始しました。
具体的には、大阪ガスの提供するガス・電気などのエネルギーや、家庭用燃料電池エネファーム、給湯器などのガス機器、住まいに関する各種サービスの営業活動を行うほか、バス・キッチンなどの住宅設備機器販売、リフォーム事業を手掛けております。
大阪ガスマーケティング株式会社
経営企画部 財務チーム 佐藤様
「法人税の達人」「消費税の達人」「内訳概況書の達人」は、2020年4月より利用しています。
弊社はVDI(仮想デスクトップ)を利用しており、VDI環境で「達人シリーズ」を使用するために2022年4月から「仮想化対策」も導入しました。
申告書作成の作業は2名の担当者で分担しながら行っており、電子申告に関しては税理士事務所に依頼をしています。
会計ソフトは自社開発なのでデータ連動はしていません。
導入以前は仮想化環境を利用していなかったため、以下の問題を抱えていました。
その他、税理士事務所とは違うソフトを利用していたため紙での対応が必要になり、申告に関する書類のやり取りに多くの手間と時間がかかっていました。
顧問の税理士事務所が「達人シリーズ」を利用していたことも大きなきっかけにはなりましたが、最終的には、以下の点を評価した上で「達人シリーズ」の導入を決めました。
「達人シリーズ」は帳票イメージがそのまま入力画面になっており、実際の申告書に手書きをするイメージで直感的に入力ができるため、マニュアルを確認することもなくすぐに使い始めることができました。
操作に困ったときには「ヘルプ」機能や「Q&A」を確認することですぐに解決ができ、とても助かりました。
旧ソフトからのデータ移行は、申告に必要な残高等を「達人シリーズ」へ転記するだけで済んだので、それほど時間をかけずスムーズに行うことができました。
複数台で申告ソフトの利用ができるようになったことで入力作業が分担して行えるようになり、決算時の作業効率が以前に比べて大幅にアップしました。
「仮想化対策」の導入では、事前に達人ヘルプデスクや特約店の株式会社オリコンタービレへ当社のVDI環境での利用方法など様々な面で相談に乗っていただいたおかげで、トラブルもなく「達人シリーズ」をVDI環境へ移行することができました。
また、VDI環境+仮想化対策により、リモートワークでも「達人シリーズ」が利用できるようになり、以前にも増して申告業務を効率化することができました。
データもVDI環境上で管理することで、データベースへのアクセスの利便性向上、消失リスクの大幅な軽減などが図れました。
「達人シリーズ」は年間利用料を支払うタイプなので、イニシャルコストが低く抑えられる点はとてもいいと思います。
利用料にはバージョンアップや操作面の電話サポートなどすべての費用が含まれているので、追加料金を気にすることなく安心して利用できます。
税理士事務所と申告データを共有できるようになったことが一番大きいですね。
データ共有により、決算時の税理士事務所とのやり取りを紙からデータに替えることができ、問い合わせや修正の際の確認なども同じデータを見ながらスムーズに行えるようになりました。その結果、今まで多くの時間と手間をかけていた申告業務の作業時間が半分以下に削減されました。
取材時期:2022年8月
※ 敬称を省略させていただいております。