「財産評価の達人(平成24年分以降用)」公開のお知らせ
2012.09.15


日頃、「達人シリーズ」をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
「財産評価の達人(平成24年分以降用)」を本日公開いたしました。
本製品では、最新の税制に対応するだけでなく、新たな機能改善も行っています。
※なお、2012年8月18日に公開したお知らせの変更内容に一部変更がありました。変更部分に
(※)を記載しています。
【公開製品バージョン】財産評価の達人(平成24年分以降用)プロダクトバージョン(1.0.0.0) / メンテナンスバージョン(1.00.0000)
【CD-ROM発送開始日】平成24年9月20日(木)※「達人シリーズ」CD-ROM版をご契約中のお客様へ、メール便にて5日前後で届くよう発送いたします。
【1.税制改正による変更】(1) 以下の画面などの演算式を変更しました。
(変更内容)
①[新規作成/基本情報の登録]画面
計算基準日により、[その他]タブ-[法人税相当額の率]の初期値が以下のように切り替わるよう変更しました。
(計算基準日)
平成24年3月31日以前
([法人税相当額の率]の初期値)
45%
(計算基準日)
平成24年4月1日以後
([法人税相当額の率]の初期値)
42%
※「財産評価の達人(平成22年分以降用)」において、計算基準日が平成24年4月1日以後のデータを既に作成されている場合、
旧プログラムデータのコンバートをすると[法人税相当額の率]の初期値が変わりますので、入力内容を再度ご確認ください。
②定期金に関する権利の評価明細書 演算式で使用している「生命表(完全生命表)」を最新の第21回に対応しました。
計算基準日が平成25年1月1日以後の場合、第21回に切り替わります。
(2) 「一般動産及び船舶の評価明細書」を200%定率法に対応しました。
計算基準日が平成25年1月1日以後の定率法の減価償却資産は自動的に200%定率法で償却額などの計算を行います。
(※) (3) 計算基準日が「平成24年3月31日以前」と「平成24年4月1日以後」により、以下の「取引相場のない株式(出資)の評価明細書」
が自動的に新旧切り替わるよう処理を変更しました。
(対応帳票)
・ 第1表の1
評価上の株主の判定及び会社規模の判定の明細書
・ 第1表の2
評価上の株主の判定及び会社規模の判定の明細書(続)
・ 第2表
特定の評価会社の判定の明細書
・ 第3表
一般の評価会社の株式及び株式に関する権利の価額の計算明細書
・ 第4表
類似業種比準価額等の計算明細書
・ 第5表
1株当たりの純資産価額(相続税評価額)の計算明細書
・ 第6表
特定の評価会社の株式及び株式に関する権利の価額の計算明細書
・ 第7表
株式保有特定会社の株式の価額の計算明細書
・ 第8表
株式保有特定会社の株式の価額の計算明細書(続)
(4) 「定期金に関する権利の評価明細書」の経過措置用(平成22年3月31日以前用)を対応帳票から削除しました。
本削除に伴い、業務メニュー[その他の評価明細書の作成]-[定期金に関する権利(経過措置用)]を削除しました。
【2.機能改善による変更】(1) [開く]画面からデータを選択して表示している場合のみ[業務メニュー]画面を常時表示するよう変更しました。
(2) 以下の帳票の演算式を変更しました。
(変更内容)
①土地及び土地の上に存する権利の評価明細書(第1表)
「市街地農地等の評価明細書」と合わせ、[10市街地農地等]-[市街地農地等(農地区分選択)]画面で[市街地周辺農地]を
選択している場合、[10市街地農地等]で0.8をかけるのではなく、[自用地の評価額]-[総額]で0.8をかけるよう変更しました
(小数点以下切捨て)。
本変更に伴い、[10市街地農地等]-[市街地農地等(農地区分選択)]画面で[市街地周辺農地]を選択している場合、
[10市街地農地等]ではなく[総額]に“×0.8”を表示するよう変更しました。
(※) ②一般動産及び船舶の評価明細書
[新品等の価額を基とした評価額]が1円になるまで、[償却費の額の合計額又は減価の額]を計算するよう変更しました。
(3) 「土地及び土地の上に存する権利の評価明細書(第1表)」-[路線価]画面-[奥行距離]を入力した場合、画面上に表示・印刷する
よう変更しました。
(4) Professional Editionに限定した機能として、富士ゼロックス株式会社の「DocuWorks」をインストールしている場合、
「財産評価の達人(平成24年分以降用)」から「ばらす」「束ねる」「バインダー」を指定して帳票を出力できるよう対応しま
した。
【3.その他】(1) 連動コンポーネントについて
本製品に対応した連動コンポーネントもあわせて提供しています。本プログラムで「相続税の達人」とのデータ連動をご利用の
場合は、必ず最新の連動コンポーネントをインストールしてください。
今後も、弊社「達人シリーズ」では、皆様からのご要望を心よりお待ちしております。