「所得税の達人(平成29年分版)」公開のお知らせ
2018.09.15


日頃、「達人シリーズ」をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
「所得税の達人(平成29年分版)」を本日公開いたしました。
本プログラムでは、新たな機能改善を行っています。
※なお、2018年8月18日に公開したお知らせから変更がありました。変更部分に
(※)を記載しています。
公開プログラムバージョン
所得税の達人(平成29年分版)プロダクトバージョン(1.1.0.1) / メンテナンスバージョン(1.01.0000)
※データベースの更新があります。
DVD発送開始日
平成30年9月26日(水)※「達人シリーズ」パッケージ版をご契約中のお客様へ、DM便にて5日前後で届くよう発送いたします。
1.機能改善による変更
(1) 「重要なお知らせ」画面の追加 「所得税の達人(平成29年分版)」(Ver:1.1.0.1)起動時に、従来の[達人の世界へようこそ!]画面の後に、
今回の改善についての案内を記載した[重要なお知らせ]画面を表示するよう追加しました。
※ 起動したときに[達人の世界へようこそ!]画面を表示しない設定を行っている場合、起動するとすぐに
[重要なお知らせ]画面が表示されます。
※ [閉じる]ボタンをクリックすると、画面は閉じられます。
※ 次回から[重要なお知らせ]画面を表示しないようにするには、[次回以降、このメッセージは表示しない]を
クリックしてチェックを付け、[閉じる]ボタンをクリックしてください。
(2) 申告データ連動の改善 申告書作成の利便性向上を図り、申告データ連動の見直しを行いました。
[新規作成/基本情報の登録]画面の[帳票選択]タブに[入力用帳票]を追加し、第三者作成書類とデータ共有、
及び申告書と申告書添付書類にデータ連動する入力用帳票を作成できるようにしました。
本対応に伴い、以下を変更しました。
① 対応帳票の新規追加 (※) ・ 以下の入力用帳票を対応帳票に新規追加しました。
(対応帳票)
・ 【入力用】給与所得の源泉徴収票
・ 【入力用】退職所得の源泉徴収票・特別徴収票
・ 【入力用】公的年金等の源泉徴収票
・ 【入力用】社会保険料等に係る控除証明書等
・ 【入力用】医療費に係る領収書等
・ 【入力用】雑損控除に係る領収書等
・ 【入力用】寄附金の受領証等
・ 【入力用】住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書(2年目以降用)
・ 【入力用】特定口座年間取引報告書
・ 【入力用】配当所得等に係る支払通知書
入力用帳票は、自動作成されません。[新規作成/基本情報の登録]画面-[帳票選択]タブ-[入力用帳票]で
必要な入力用帳票をクリックしてチェックを付け、[確定]ボタンをクリックすると作成されます。作成された
入力用帳票は、[申告書の作成]画面のタブの先頭に追加されます。
※ 入力用帳票は、申告書及び申告書添付書類とデータ連動します。事前に申告書及び申告書添付書類の連動項目
にデータを登録していた場合、入力用帳票を作成すると該当項目のデータが削除され、入力用帳票のデータが
上書きされます。入力用帳票が空欄の場合も、データが上書きされます。
・ 入力用帳票の追加に伴い、業務メニュー[帳票の一括印刷]-[申告書]タブの[帳票名称]の表示を変更し、
[申告書及び添付書類]及び[入力用帳票]の見出し行を追加しました。作成した入力用帳票は、[入力用帳票]
に表示されます。
※ 見出しのチェックボックスをクリックするたびに、印刷対象とする帳票を一括選択又は一括選択解除できます。
② 「保険料控除等の明細書」の削除 (※) ・ 上記「①対応帳票の新規追加」のとおり、「【入力用】社会保険料等に係る控除証明書等」を新規追加したことに
伴い、「申告書 第二表」のツールボタン[保険料控除等明細]をクリックして表示可能だった「保険料控除等の
明細書」を対応帳票から削除しました。ただし、「所得税の達人(平成29年分版)」(Ver:1.0.1.0)で作成した
申告データについては、(Ver:1.1.0.1)にアップデートしても「保険料控除等の明細書」が保持されます。
※ (Ver:1.0.1.0)において「保険料控除等の明細書」にデータが存在し、かつ「申告書 第二表」にデータ連動
している場合、(Ver:1.1.0.1)において「【入力用】社会保険等に係る控除証明書等」を作成すると、
「保険料控除等の明細書」のデータが取り込まれます。
詳しくは、「(7)アップデート時のデータ移行の特別処理」の「①保険料控除等の明細書/社会保険料等に
係る控除証明書等の記載事項」をご確認ください。
・ 上記変更に伴い、「申告書 第二表」のツールボタン[帳票設定]をクリックして表示される[帳票設定]
画面において以下の[記載方法の選択]を削除しました。
(申告区分/削除した記載方法の選択)
・ 確定申告A/⑤記載方法の選択
(保険料控除等の明細書より自動転記/手入力)
・ 確定申告B/④記載方法の選択
(保険料控除等の明細書より自動転記/手入力)
・ 「申告書 第二表」のツールボタン[保険料控除等明細]は原則非表示とし、(Ver:1.0.1.0)からアップ
デートした申告データについては、(Ver:1.1.0.1)で「【入力用】社会保険料等に係る控除証明書等」を
作成していない場合のみ、従来どおりツールボタン[保険料控除等明細]を表示します。ツールボタン
[保険料控除等明細]をクリックすると、「保険料控除等の明細書」が表示されます。
※ (Ver:1.1.0.1)で新規作成した申告データについては、「【入力用】社会保険料等に係る控除証明書等」
の作成状況にかかわらず、ツールボタン[保険料控除等明細]は表示されません。
③ 第三者作成書類のデータ連動機能の変更 (※) ・ 入力用帳票を作成した場合、業務メニュー[第三者作成書類の作成]をクリックして表示される[作成帳票
の選択]画面において、対となる第三者作成書類に自動的にチェックが付くよう変更しました。
※ [送信票(兼送付書)]は、初期値でチェックが付きます。
※ [医療費に係る使用証明書等の記載事項(おむつ証明書など)]については、「【入力用】医療費に係る
領収書等」において[3 医療費に係る使用証明書等(おむつ証明書など)]にデータが存在する場合、
チェックが付きます。
※ 「所得税の達人(平成29年分版)」(Ver:1.0.1.0)において第三者作成書類を作成していた場合、入力用
帳票を作成していなくても、[作成帳票の選択]画面で該当の第三者作成書類に自動的にチェックが付き、
データが引き継がれます。
・ 入力用帳票に登録したデータを第三者作成書類と共有するよう変更しました。
本変更に伴い、入力用帳票を作成している場合、第三者作成書類には該当項目のみ表示され、内容の編集を
できなくしました。
※ 入力用帳票を作成していない場合、従来どおり第三者作成書類上で編集できます。
※ 入力用帳票及び第三者作成書類の両方を作成した場合、入力用帳票を削除しても第三者作成書類のデータは
削除されず、編集ができるようになります。
また、事前に第三者作成書類を作成した場合、[新規作成/基本情報の登録]画面-[帳票選択]タブ-
[入力帳票]で入力用帳票を作成したタイミングで、第三者作成書類で入力したデータが共有されます。
入力用帳票を作成した場合、第三者作成書類上での編集はできなくなります。
※ 入力用帳票を削除した場合、第三者作成書類で編集ができるようになります。
入力用帳票を作成した場合、第三者作成書類のツールボタン[データ取込]を非表示にし、申告書及び
申告書添付書類からのデータ取り込みをできなくしました。
・ 以下の第三者作成書類において、入力用帳票を作成していない場合、従来どおりツールボタン[データ
取込]を表示し、申告書及び申告書添付書類からのデータ取り込みができます。
(第三者作成書類/データ取り込み元となる帳票)
・ 給与所得の源泉徴収票の記載事項(※1)/所得の内訳書又は申告書A 第二表、申告書B 第二表
・ 社会保険料等に係る控除証明書等の記載事項(※2)/申告書A 第二表
申告書B 第二表
・ 寄附金の受領証等の記載事項(※1)/政党等寄附金特別控除額の計算明細書
認定NPO法人等寄附金特別控除額の計算明細書
公益社団法人等寄附金特別控除額の計算明細書
※1 データ取り込み元となる帳票は、「所得税の達人(平成29年分版)」(Ver:1.0.1.0)から
変更ありません。
※2 「保険料控除等の明細書」からのデータ取り込みはできなくなりました。
・ 「社会保険料等に係る控除証明書等の記載事項」については、「②「保険料控除等の明細書」の削除」の
とおり、「保険料控除等の明細書」からのデータ取り込みはできなくなりました。
本変更に伴い、ツールボタン[データ取込]をクリックして表示される画面でのデータ取り込み方法の
選択機能を削除し、「申告書 第二表」からデータを取り込む旨のメッセージを表示するよう変更しました。
④ 申告書及び申告書添付書類のデータ連動機能の変更 ・ 以下の申告書及び申告書添付書類において、入力用帳票を作成している場合、データ連動するよう変更しました。
データ連動している場合、連動先ではページ追加及び明細行の移動・追加は行えません。
(データ連動先帳票)
・ 申告書A 第一表
・ 申告書A 第二表
・ 申告書B 第一表
・ 申告書B 第二表
・ 確定申告書付表(上場株式等に係る譲渡損失の損益通算及び繰越控除用)(1面)
・ 確定申告書付表(特定投資株式に係る譲渡損失の損益の計算及び繰越控除用)(1面)
・ 医療費控除の明細書
・ (特定増改築等)住宅借入金等特別控除の計算明細書(1面)
・ (付表2)連帯債務がある場合の住宅借入金等の年末残高の計算明細書
・ 政党等寄附金特別控除額の計算明細書
・ 認定NPO法人等寄附金特別控除額の計算明細書
・ 公益社団法人等寄附金特別控除額の計算明細書
・ 株式等に係る譲渡所得等の金額の計算明細書(2面)
・ 株式等に係る譲渡所得等の金額の計算明細書(特定権利行使株式分及び特定投資株式分がある場合)(2面)
・ 以下の申告書及び申告書添付書類において、[F3/参照]ボタンを削除し、第三者作成書類からの
データ取り込みをできなくしました。
(対象帳票)
・ 申告書A 第一表
・ 申告書A 第二表
・ 申告書B 第一表
・ 申告書B 第二表
・ 確定申告書付表(上場株式等に係る譲渡損失の損益通算及び繰越控除用)(1面)
・ 確定申告書付表(特定投資株式に係る譲渡損失の損益の計算及び繰越控除用)(1面)
・ 所得の内訳書
・ 株式等に係る譲渡所得等の金額の計算明細書(2面)
・ 株式等に係る譲渡所得等の金額の計算明細書(特定権利行使株式分及び特定投資株式分がある場合)(2面)
・ (特定増改築等)住宅借入金等特別控除の計算明細書(1面)
⑤ [所得データの登録]画面の記載方法の項目の追加 ・ ツールボタン[所得データ登録]をクリックして表示される[所得データの一覧]画面から以下の
[所得の種類]を選択して表示される[所得データの登録]画面において、記載方法の選択項目に、
入力用帳票からの転記を追加しました。
(所得の種類/転記元となる入力用帳票)
・ 【総合課税】配当/【入力用】特定口座年間取引報告書
【入力用】配当所得等に係る支払通知書
・ 【総合課税】給与/【入力用】給与所得の源泉徴収票
・ 【総合課税】雑(公的年金等)/【入力用】公的年金等の源泉徴収票
・ 【分離課税】株式等の譲渡等/【入力用】特定口座年間取引報告書
・ 【分離課税】上場株式等の配当等/【入力用】特定口座年間取引報告書
【入力用】配当所得等に係る支払通知書
・ 【分離課税】退職/【入力用】退職所得の源泉徴収票・特別徴収票
・ 退職(合計所得用)/【入力用】退職所得の源泉徴収票・特別徴収票
⑥ 「保険料控除等の確認表」の変更 (※) ・ 「【入力用】社会保険料等に悪化る控除証明書等」の[源泉徴収票のとおり]にデータがある場合、該当する
明細の1行目に「源泉徴収票のとおり」を表示するよう変更しました。
・ [社会保険料]及び[小規模企業共済等掛金]の明細行を3行から4行に拡張しました。
(3) [新規作成/基本情報の登録]画面の変更 [新規作成/基本情報の登録]画面において、以下を変更しました。
① メニューの追加 ・ 上記「(2)申告データ連動の改善」のとおり、[帳票選択]タブに[入力用帳票]を追加しました。
② [申告書添付書類]の表示の変更 ・ [帳票選択]タブの[申告書添付書類]において、[帳票種別]に関係なくアイコンを統一しました。
・ [帳票種別]を[拡充帳票]に変更し、[連動]と表示していた標準帳票の場合は空欄とし、[非連動]と
表示していた拡充帳票の場合は[拡充]と表示するよう変更しました。
・ Light Editionで拡充帳票を選択している場合に表示されるメッセージを見直しました。
③ [税理士情報]タブのハイフン(-)を含む半角文字入力への対応 (※) ・ [登録番号]において、半角ハイフン(-)を含む半角文字を入力できるよう対応しました。
(4) 「所得の内訳書」の変更 「所得の内訳書」において、以下を変更しました。
① 入力方法の変更 (※) ・ 帳票への直接入力を廃止し、全ての項目について[所得の内訳の登録]画面で設定するよう変更しました。
本変更に伴い、[所得の種類]及び[種目]をダブルクリックして表示されていた[所得の種類]画面を拡大し、
行全体をクリックして表示される[所得の内訳の登録]画面に変更しました。
・ [所得の内訳の登録]画面の[所得種類]及び[連動設定]の組み合わせにより、以下の帳票からの転記、
又は手入力を選択できるようにしました。
(所得種類/転記元となる帳票)
・ 【総合課税】事業(営業)
【総合課税】事業(その他)
【総合課税】事業(農業)
【総合課税】不動産
/青色申告決算書
収支内訳書
・ 【総合課税】配当
/【入力用】特定口座年間取引報告書
【入力用】配当所得等に係る支払通知書
・ 【総合課税】給与
/【入力用】給与所得の源泉徴収票
・ 【総合課税】雑(公的年金等)
/【入力用】公的年金等の源泉徴収票
・ 【総合課税】短期譲渡
【総合課税】長期譲渡
/譲渡所得の内訳書(確定申告書付表)【総合譲渡用】
・ 【分離課税】短期譲渡(一般分)
【分離課税】短期譲渡(軽減分)
【分離課税】長期譲渡(一般分)
【分離課税】長期譲渡(特定分)
【分離課税】長期譲渡(軽課分)
/譲渡所得の内訳書(確定申告書付表兼計算明細書)【土地・建物用】
・ 【分離課税】一般株式等の譲渡
/株式等に係る譲渡所得等の金額の計算明細書
・ 【分離課税】上場株式等の譲渡
/【入力用】特定口座年間取引報告書
株式等に係る譲渡所得等の金額の計算明細書
・ 【分離課税】上場株式等の配当等
/【入力用】特定口座年間取引報告書
【入力用】配当所得等に係る支払通知書
確定申告書付表(上場株式等に係る譲渡損失の損益通算及び繰越控除用)
確定申告書付表(特定投資株式に係る譲渡損失の損益の計算及び繰越控除用)
・ 【分離課税】先物取引
/先物取引に係る雑所得等の金額の計算明細書
・ 【分離課税】退職
/【入力用】退職所得の源泉徴収票
② 所得データ取り込み機能の変更 ・ 上記「(2)申告データ連動の改善」の「④申告書及び申告書添付書類のデータ連動機能の変更」のとおり、
[F3/参照]ボタンを削除し、第三者作成書類から所得データを取り込めなくしました。
・ ツールボタン[データ取込]を追加し、申告書添付書類及び入力用帳票に登録している所得データを追加登録
できるようにしました。対応帳票は、上記「①入力方法の変更」の[転記元となる帳票]と同じです。
※ 対応帳票の源泉徴収税額に1円以上の金額が入力されている該当データが存在する場合、初期値として
[データ取込]画面でチェックボックスにチェックが付きます。
※ 既に[所得の内訳書]に表示されているデータは[データ取込]画面において赤字で表示され、取り込めません。
③ 種目の追加 ・ 上記「②所得データ取り込み機能の変更」に伴い、「配当所得等に係る支払通知書(二面)」の
[2 オープン型証券投資信託の収益の分配の支払通知書]からデータ取り込みを行った場合、「所得の内訳書」の
[種目]に[収益の分配]が表示されるよう、[所得データの登録]画面及び[所得の内訳の登録]画面において、
[種目]の[参照]ボタンをクリックして表示される[種目一覧]に、[収益の分配]を追加しました。
(5) 「所得データの登録」の変更 「所得データの登録」において、以下を変更しました。
① 記載方法の項目の追加 ・ 上記「(2)申告データ連動の改善」の「⑤[所得データの登録]画面の記載方法の項目の追加」のとおり、
記載方法の選択項目に、入力用帳票からの転記を追加しました。
② 演算式の変更 ・ 上記「(4)「所得の内訳書」の変更」の「①入力方法の変更」及び「②所得データ取り込み機能の変更」
のとおり、「所得の内訳書」へのデータ取り込み機能を拡大しました。
本変更に伴い、以下の[所得の種類]において、入力用帳票からの転記を選択している場合の演算式を変更しました。
(所得の種類)
・ 【総合課税】事業(営業等)
・ 【総合課税】事業(農業)
・ 【総合課税】不動産
・ 【総合課税】利子
・ 【総合課税】配当
・ 【総合課税】給与
・ 【総合課税】雑(公的年金等)
・ 【総合課税】雑(その他)
・ 【総合課税】短期譲渡
・ 【総合課税】長期譲渡
・ 【総合課税】一時
・ 【分離課税】株式等の譲渡
・ 【分離課税】上場株式等の配当等
・ 【分離課税】退職
(6) 「第三者作成書類」の変更 「第三者作成書類」において、以下を変更しました。
① [作成帳票の選択]画面の初期値の変更 (※) 上記「(2)申告データ連動の改善」の「③第三者作成書類のデータ連動機能の変更」のとおり、[作成帳票の選択]
画面において、[送信票(兼送付書)]の初期値はチェックが付くように変更しました。
※ 作成した帳票の内容は、自動的には取り込まれません。ツールボタン[データ取込]をクリックし、取り込みを
行ってください。
② 編集機能の削除 (※) 上記「(2)申告データ連動の改善」の「③第三者作成書類のデータ連動機能の変更」のとおり、入力用帳票を作成
している場合、対となる第三者作成書類上ではデータ編集をできなくしました。
※ 入力用帳票を作成していない場合、従来どおり第三者作成書類上で編集できます。
③ ページ削除機能の改善 ・ 第三者作成書類において[ページ追加]で複数ページ作成した場合、最終ページが削除できない事象を改善しました。
※ 第三者作成書類とデータ共有する入力用帳票においても、同様に最終ページの削除が可能です。
④ 合計欄の表示方法の変更 ・ 以下の第三者作成書類においてツールボタン[ページ追加]で複数ページ作成した場合、最終ページにのみ
表示していた合計欄を、ほかの申告書などと揃えて、先頭ページにのみ表示するよう変更しました。
(対応帳票)
・ 社会保険料等に係る控除証明書等の記載事項
・ 雑損控除に係る領収書等の記載事項
・ 寄附金の受領証等の記載事項
⑤ 並び替え機能の追加 ・ 以下の帳票において、入力した明細行を移動できるよう、[F8/上へ][F9/下へ]ボタンを追加しました。
(対応帳票)
・ 社会保険料等に係る控除証明書等の記載事項
・ 医療費に係る使用証明書等の記載事項(おむつ証明書など)
・ 雑損控除に係る領収書等の記載事項
・ 寄附金の受領証等の記載事項
・ 配当所得等に係る支払通知書の記載事項
⑥ 複写機能の追加 ・ 以下の帳票において、明細行の前行に入力したデータを複写できるよう、[F11/複写]ボタンを追加しました。
(対応帳票)
・ 寄附金の受領証等の記載事項
・ 配当所得等に係る支払通知書の記載事項
(7) アップデート時のデータ移行の特別処理 「所得税の達人(平成29年分版)」(Ver:1.0.1.0)から(Ver:1.1.0.1)にアップデート後、入力用帳票を作成した
場合、(Ver:1.0.1.0)での明細書及び第三者作成書類の作成状況により、データ移行処理が異なります。
① 保険料控除等の明細書/社会保険料等に係る控除証明書等の記載事項 (※) ・ 「所得税の達人(平成29年分版)」(Ver:1.1.0.1)では「保険料控除等の明細書」を新規作成できませんが、
(Ver:1.0.1.0)で作成していた申告データについては、アップデートにより(Ver:1.1.0.1)でも
「保険料控除等の明細書」のデータが引き継がれます。「保険料控除等の明細書」は、「【入力用】社会保険料等に
係る控除証明書等」を作成していない場合、従来どおり「申告書 第二表」のツールボタン[保険料控除等明細書]
から表示されます。
・ 「社会保険料等に係る控除証明書等の記載事項」は、(Ver:1.1.0.1)においても「社会保険料等に係る控除証明書等
の記載事項」が作成され、データが引き継がれます。
・ 「【入力用】社会保険料等に係る控除証明書等」は、初期設定では作成されていません。アップデート後、
業務メニュー[基本情報の登録]-[帳票選択]タブの[入力用帳票]で[社会保険料等に係る控除証明書等]を
選択した場合、以下のとおり「保険料控除等の明細書」又は「社会保険料等に係る控除証明書等の記載事項」から
データが移行されます。
(Ver:1.0.1.0)保険料控除等の明細書/データ入力/○
(Ver:1.0.1.0)保険料控除等の明細書/「申告書 第二表」への連動(※1)/○
(Ver:1.0.1.0)「社会保険料等に係る控除証明書等の記載事項」のデータ入力/○
→(Ver:1.1.0.1)「【入力用】社会保険料等に係る控除証明書等」に移行される帳票
/保険料控除等の明細書(※2)(※3)
(Ver:1.0.1.0)保険料控除等の明細書/データ入力/○
(Ver:1.0.1.0)保険料控除等の明細書/「申告書 第二表」への連動(※1)/○
(Ver:1.0.1.0)「社会保険料等に係る控除証明書等の記載事項」のデータ入力/×
→(Ver:1.1.0.1)「【入力用】社会保険料等に係る控除証明書等」に移行される帳票
/保険料控除等の明細書(※3)
(Ver:1.0.1.0)保険料控除等の明細書/データ入力/○
(Ver:1.0.1.0)保険料控除等の明細書/「申告書 第二表」への連動(※1)/×
(Ver:1.0.1.0)「社会保険料等に係る控除証明書等の記載事項」のデータ入力/○
→(Ver:1.1.0.1)「【入力用】社会保険料等に係る控除証明書等」に移行される帳票
/社会保険料等に係る控除証明書等の記載事項
(Ver:1.0.1.0)保険料控除等の明細書/データ入力/○
(Ver:1.0.1.0)保険料控除等の明細書/「申告書 第二表」への連動(※1)/×
(Ver:1.0.1.0)「社会保険料等に係る控除証明書等の記載事項」のデータ入力/×
→(Ver:1.1.0.1)「【入力用】社会保険料等に係る控除証明書等」に移行される帳票
/なし
(Ver:1.0.1.0)保険料控除等の明細書/データ入力/×
(Ver:1.0.1.0)「社会保険料等に係る控除証明書等の記載事項」のデータ入力/○
→(Ver:1.1.0.1)「【入力用】社会保険料等に係る控除証明書等」に移行される帳票
/社会保険料等に係る控除証明書等の記載事項
(Ver:1.0.1.0)保険料控除等の明細書/データ入力/×
(Ver:1.0.1.0)「社会保険料等に係る控除証明書等の記載事項」のデータ入力/×
→(Ver:1.1.0.1)「【入力用】社会保険料等に係る控除証明書等」に移行される帳票
/なし
○・・・有り ×・・・無し
※1 (Ver:1.0.1.0)の「申告書 第二表」のツールボタン[帳票設定]をクリックして表示される[帳票設定]
画面において、[④(申告書Bの場合。申告書Aの場合は⑤)記載方法の選択]で[保険料控除等の明細書より
自動転記]を選択している場合、連動します。
※2 (Ver:1.1.0.1)の「社会保険料等に係る控除証明書等の記載事項」は「【入力用】社会保険料等に係る
控除証明書等」とデータ共有されるため、(Ver:1.0.1.0)の「社会保険料等に係る控除証明書等の記載事項」
で登録したデータは削除され、「保険料控除等の明細書」で登録していたデータが上書きされます。
※3 [小規模企業共済等掛金]の[種類]を除きます。「保険料控除等の明細書」の登録内容で自動判定し、
既定の[種類]に移行します。
② 医療費控除の明細書/医療費に係る使用証明書等の記載事項(おむつ証明書など) ・ 「所得税の達人(平成29年分版)」(Ver:1.0.1.0)で作成した「医療費控除の明細書」及び「医療費に係る
使用証明書等の記載事項(おむつ証明書など)」は、アップデートにより(Ver:1.1.0.1)でも「医療費控除の明細書」
及び「医療費に係る使用証明書等の記載事項(おむつ証明書など)」が作成され、それぞれデータが引き継がれます。
・ 「【入力用】医療費に係る領収書等」は、初期設定では作成されていません。アップデート後、業務メニュー
[基本情報の登録]-[帳票選択]タブの[入力用帳票]で[医療費に係る領収書等]を選択した場合、
「医療費控除の明細書」及び「医療費に係る使用証明書等の記載事項(おむつ証明書など)」の両方からデータが
取り込まれます。
「【入力用】医療費に係る領収書等」作成後も、「医療費控除の明細書」は削除されません。
(8) 演算式の変更(Professional Edition/Standard Edition限定) Professional EditionとStandard Edition限定で作成可能な「所得税前期比較表」において、「申告書 第三表」を
作成している場合、[課税される所得金額]に「申告書 第三表」の[課税される所得税金額]の合計が表示される
よう、演算式を変更しました。
(9) 帳票データのインポート/エクスポート機能の追加(Professional Edition/Standard Edition限定) (※) Professional EditionとStandard Edition限定の機能として、基本情報と帳票に入力したデータを、Excel形式及び
CSV形式でインポート/エクスポートできるよう、機能を追加しました。
対象となる帳票や項目などの詳細は、[データのインポート/エクスポート]画面に追加した[F3/項目表]ボタン
をクリックして表示される画面からご確認ください。
※ インポート/エクスポートは、手入力の項目のみです。自動連動項目と、入力切替項目で手入力していない場合は
インポート/エクスポートしません。
※ インポート時にエラーがある場合は、ログが保存できます。
※ インポート時に「所得税の達人(平成29年分版)」(Ver:1.1.0.1)でインポートする帳票を選択していなくても、
[帳票データのインポート]で取り込むと、該当の帳票が作成されます。
※ インポート時に既に入力済の帳票がある場合、全て上書きされます。入力用帳票を作成していない申告データに
入力用帳票のデータをインポートした場合、入力用帳票が作成され、入力済の第三者作成書類には、インポートした
入力用帳票のデータが上書きされます。入力済の「保険料控除等の明細書」のデータは「【入力用】社会保険料等に
係る控除証明書等」へ移行せず、データ及び帳票が削除されます。
2.その他
(1) 連動コンポーネントについて(Professional Edition/Standard Edition限定) 本プログラムに対応した連動コンポーネントもあわせて提供しています。本プログラムで「消費税の達人(平成26年度
以降用)」とのデータ連動をご利用の場合は、必ず最新の連動コンポーネントをインストールしてください。
(対象となるお客様/インストールするプログラム)
・ 本プログラムで「消費税の達人(平成26年度以降用)」とのデータ連動をご利用のお客様/
消費税の達人from所得税の達人(平成29年分版)
(2) 電子申告について(「電子申告の達人」ご契約の方限定) 本プログラムの公開に伴い、「電子申告の達人」(国税)も同日に提供しています。
インストール方法インストール方法などについては『所得税の達人(平成29年分版)(Ver:1.1.0.1) 利用ガイド』をご確認ください。
<利用ガイド確認方法>
① 「所得税の達人(平成29年分版)」ツールバー[情報コミュニティ]、又はメニューバー[ヘルプ]-
[情報コミュニティ[FAQ等]]をクリックします。
② [情報コミュニティ]画面-[達人シリーズ]-[各種マニュアル]をクリックします。
③ [申告書作成ソフト]タブで該当税目の利用ガイドの[ダウンロード]ボタンをクリックします。
※パッケージ版をご契約中のお客様は、DM便にて5日前後で届くよう発送いたします。
今後も、弊社「達人シリーズ」では、皆様からのご要望を心よりお待ちしております。