「年調・法定調書の達人(平成28年分版)」提供予定日のお知らせ
2016.01.09


日頃、「達人シリーズ」をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
「年調・法定調書の達人(平成28年分版)」の提供予定日が決定しましたので、お知らせいたします。
本製品では、最新の税制改正に対応するだけでなく、新たな機能改善も予定しています。
公開製品バージョン
年調・法定調書の達人(平成28年分版)プロダクトバージョン(1.0.0.0) / メンテナンスバージョン(1.00.0000)
※データベースを新規作成する必要があります。
提供予定日
平成28年2月上旬1.税制改正による変更
(1) 帳票の新様式への対応 以下の帳票の新様式に対応します。
(対応帳票)
・ 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書
・ 給与所得の源泉徴収票
(2) 印刷の変更 対応年度が平成28年に変更したことに伴い、平成27年12月31日までに提出する分の「配当、剰余金の分配及び基金
利息の支払調書合計表」を対応帳票から削除します。
本対応に伴い、帳票画面上のツールボタン[印刷]をクリックして表示される[印刷様式の選択]画面を削除しま
す。
(3) 画面の変更 上記「(1)帳票の新様式への対応」に伴い、[社員の新規登録/編集]画面-[家族情報]タブに[非居住者]を
追加します。
2.社会保障・税番号制度(マイナンバー)による変更
(1) 簡易モードの廃止 社会保障・税番号制度(マイナンバー)において、扶養親族の名前の明記が義務化されたことに伴い、簡易モード
を廃止します。
本廃止に伴い、[新規作成/基本情報の登録]画面-[基本情報]タブ-[控除関連情報の登録方法]を削除しま
す。
※ 簡易モード固有のデータは、旧プログラムデータのコンバートができません。「年調・法定調書の達人(平成28
年分版)」において、登録のし直しが必要です。
(2) 入力方法の変更 以下の帳票の受給者の入力方法を、直接入力から画面入力に変更します。
本変更に伴い、以下を変更します。
(対応帳票)
・ 退職所得の源泉徴収票・特別徴収票
・ 報酬、料金、契約金及び賞金の支払調書
・ 不動産の使用料等の支払調書
・ 不動産等の譲受けの対価の支払調書
・ 不動産等の売買又は貸付けのあっせん手数料の支払調書
・ 配当、剰余金の分配及び基金利息の支払調書
・ 非居住者等に支払われる給与、報酬、年金及び賞金の支払調書
① [受給者の登録]画面の追加 ・ [受給者の登録]画面を追加します。本画面で受給者を登録すると、帳票上のほかの項目が入力できるよう
になります。
② コードの追加 ・ 受給者にコードを振れるよう追加します。本追加に伴い、ツールボタン[データ切替]-[受給者一覧]画
面に[NO.]ではなく[コード]を表示するよう変更します。
・ コードで並べ替えができるよう対応します。
・ ツールボタン[データ切替]-[受給者一覧]-[F5/検索]ボタンをクリックして表示される[検索]画
面において、コードで検索できるよう対応します。
・ 以下の帳票において、同じ[コード][氏名又は名称]の受給者の場合、同一の受給者として判定するよう
対応します。
(対応帳票)
・ 報酬、料金、契約金及び賞金の支払調書
・ 不動産の使用料等の支払調書
・ 不動産等の譲受けの対価の支払調書
・ 不動産等の売買又は貸付けのあっせん手数料の支払調書
・ 非居住者等に支払われる給与、報酬、年金及び賞金の支払調書
③ 正式な様式への対応 ・ 正式な様式に対応し、[郵便番号]を削除します。
④ 受給者名の表示バーの追加 ・ 現在表示している帳票の受給者名を表示するバーを追加します。
⑤ [受給者の登録]の削除 ・ 上記「①[受給者の登録]画面の追加」に伴い、業務メニュー[報酬等の支払調書の作成]-[受給者の登
録]を削除します。
(3) インポート/エクスポートの追加 業務メニュー[データのインポート/エクスポート]から表示される[データのインポート/エクスポート]画面
において、以下の支払調書をインポート/エクスポートできるよう変更します。
(対応帳票)
・ 報酬、料金、契約金及び賞金の支払調書
・ 不動産の使用料等の支払調書
・ 不動産等の譲受けの対価の支払調書
・ 不動産等の売買又は貸付けのあっせん手数料の支払調書
・ 配当、剰余金の分配及び基金利息の支払調書
・ 非居住者等に支払われる給与、報酬、年金及び賞金の支払調書
本変更に伴い、受給者データのインポート/エクスポートを廃止します。
(4) [新規作成/基本情報の登録]画面の変更 [新規作成/基本情報の登録]画面において、以下を変更します。
① タブの変更 ・ 以下のタブの名称を変更します。
(旧タブ名/新タブ名)
・ 会社情報/申告情報
・ 税務署等情報/税理士情報
・ タブの並びを見直します。
② 代表者情報の非表示 ・ 法人個人区分が個人の場合、[申告情報]タブの代表者情報を非表示とするよう変更します。
③ [法人番号][個人番号]の追加 ・ マイナンバーを登録できるよう、[申告情報]タブに以下の項目を追加します。
(法人個人区分/項目)
・ 法人/法人番号
・ 個人/個人番号
本追加に伴い、法人番号のみ、メニューバー[ツール]-[顧問先一覧のエクスポート]においてエクスポ
ートの対象項目に追加します。
④ ハイフン(-)区切りへの対応 ・ [法人番号][個人番号]を自動でハイフン(-)で区切ることに伴い、以下のタブにある[利用者識別番号
(e-Tax)]も自動でハイフン(-)で区切るよう変更します。
※ [利用者ID(eLTAX)]は変更していません。
(タブ)
・ 基本情報
・ 税理士情報
⑤ エラーチェック機能の追加 ・ [法人番号][個人番号]において、想定外の番号の場合はエラー画面が表示されるよう、チェックデジッ
トを使用したエラーチェック機能を追加します。
(5) 帳票の様式の変更 社会保障・税番号制度(マイナンバー)に対応している以下の帳票に、[法人番号][個人番号]を追加します。
(対応帳票)
・ 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書
・ 給与所得の源泉徴収票
・ 退職所得の源泉徴収票・特別徴収票
・ 報酬、料金、契約金及び賞金の支払調書
・ 不動産の使用料等の支払調書
・ 不動産等の譲受けの対価の支払調書
・ 不動産等の売買又は貸付けのあっせん手数料の支払調書
・ 配当、剰余金の分配及び基金利息の支払調書
・ 非居住者等に支払われる給与、報酬、年金及び賞金の支払調書
(6) 「データ管理の達人」との連携(「データ管理の達人」ご契約の方限定) 「データ管理の達人」とあわせてご利用いただくと、より細やかな設定ができ、より安全にお使いいただけます。
① セキュリティの強化 ・ 「達人Cube」の利用者の権限と、「データ管理の達人」の権限設定により、[個人番号]の変更や閲覧、表
示の有無を設定できるよう対応します。
・ セキュアデータ機能に対応します。
・ アクセスログにおいて、[個人番号]の閲覧有無がわかるよう対応します。
・ LAN(ネットワーク)で接続しているデータベースだけでなく、自分のコンピュータ(ローカル)にあるデー
タベースへの接続も、アクセスログに記録するよう変更します。
② [個人番号]の非表示対応 ・ 画面上では[個人番号]はアスタリスク(*)で表示するよう対応します。以下のプログラムの権限設定にお
いて許可されている利用者のみ、[個人番号]にカーソルがある場合に番号を表示できます。
(プログラム)
・ 達人Cube
・ データ管理の達人
・ 印刷をすると、[個人番号]はアスタリスク(*)で印字するよう対応します。入力した[個人番号]を印字
する場合は、以下のプログラムの権限設定において許可されている利用者のみ、[帳票の一括印刷]画面に
追加した[F7/個人番号]又は[個人番号印字設定]をクリックして表示される[個人番号印字設定]画面
で[印字する]を選択すると印字できます。
何も印字しない場合は、[F6/印刷項目]ボタンをクリックして表示される[印刷項目の選択]画面におい
て、該当の項目のチェックを外します。
※ 帳票画面からの印刷は、権限設定に関係なくアスタリスク(*)で印字します。何も印字しない場合は、
[印刷項目]ボタンをクリックして表示される[印刷項目の選択]画面において、該当の項目のチェック
を外します。
(プログラム)
・達人Cube
・データ管理の達人
・ [帳票の一括印刷]画面-[出力対象]で[ファイル(PDF形式)]を選択している場合、パスワードを付与
できるよう対応します。[設定]ボタンをクリックして表示される[設定]画面でパスワードを設定します。
[個人番号]を含む帳票において[個人番号印字設定]画面で[印字する]を選択している場合は、パスワ
ード設定が必須となります。
・ 「給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計表」の控用に、個人番号を印字しないよう対応します。
③ データの相互反映 ・ 「データ管理の達人」で登録した以下の情報を参照/反映できるよう対応します。
以下のボタンをクリックして反映させます。
(情報/ボタン)
・ 事業者情報/
[新規作成/基本情報の登録]画面-[基本情報]タブにある[事業者一覧]ボタン
・ 個人番号/
・ [新規作成/基本情報の登録]画面-[申告情報]タブ-[個人番号]にある[参照]ボタン
・ 個人番号を入力できる帳票及び画面の[個人番号]にカーソルがある場合の[F3/参照]ボタン
また、「年調・法定調書の達人(平成28年分版)」で登録した情報を「データ管理の達人」に反映もできま
す。反映させるときに使用する[F9/マスター更新]ボタンを、[新規作成/基本情報の登録]画面に追加
します。
本対応に伴い、達人Cube「顧問先管理」との連携を廃止します。
・ 「データ管理の達人」の個人番号収集データベースの構造に合わせ、法人個人区分が個人の場合のみ、以下
の 画面に[メールアドレス]を追加します。
(画面)
・ [新規作成/基本情報の登録]-[申告情報]タブ
・ [社員の新規登録/編集]-[基本情報]タブ
・ 受給者の登録
本追加に伴い、メニューバー[ツール]-[顧問先一覧のエクスポート]において、メールアドレスもエク
スポートするよう変更します。
・ 「データ管理の達人」と「年調・法定調書の達人(平成28年分版)」で情報をやり取りする場合に表示され
る、以下の画面を追加します。
(画面)
・ 事業者一覧
・ 取込確認
・ 個人番号保有者一覧
・ 個人番号収集目的一覧
・ 「データ管理の達人」から顧問先を選択して、「年調・法定調書の達人(平成28年分版)」を起動できるよ
う対応します。
・ 以下の画面から表示できる[検索(フィルタ)]画面において、「データ管理の達人」の事業者データベー
スに登録した事業者情報の以下の項目を参照して検索できるよう、[検索(フィルタ)]画面を[検索]タ
ブと[高度な検索]タブに分けます。
(画面)
・ 開く
・ データ管理
・ データの複写(修正・再提出用データの作成)
・ 翌期繰越
・ 旧プログラムデータのコンバート
(項目)
・ 関与開始日
・ 関与終了日
・ 予備欄①
・ 予備欄②
・ 予備欄③
・ 備考
・ 「データ管理の達人」のセキュリティ設定機能を利用して作成したデータにアクセス権限を設定している場
合は、[新規作成/基本情報の登録]画面-[基本情報]タブ-[顧問先コード]について、一度確定する
と[新規作成/基本情報の登録]画面では変更できないよう対応します。変更する場合は、[データ管理]
画面-[プロパティ]から変更します。
・ 「データ管理の達人」のセキュリティ設定機能を利用して作成したデータにおいてアクセス権限がない場合
は、個人番号の登録・変更・エクスポートができないよう対応します。
(7) インポート/エクスポートの追加 業務メニュー[データのインポート/エクスポート]から表示される[データのインポート/エクスポート]画面
において、個人番号をインポート/エクスポートできるよう変更します。
3.機能改善による変更
(1) 印刷の変更 印刷において、以下を変更します。
① 用途別印刷の追加 ・ 以下の帳票において、用途別の印刷ができるよう対応します。業務メニュー[帳票の一括印刷]から表示さ
れる[帳票の一括印刷]画面からのみ、選択して印刷できます。
本対応に伴い、[帳票の一括印刷]画面にプルダウンを追加します。
(対応帳票/用途)
・ 給与所得の源泉徴収票/
・ 市区町村提出用
・ 税務署提出用
・ 退職所得の源泉徴収票・特別徴収票/
・ 市区町村提出用
・ 税務署提出用
・ 受給者交付用
※ 「給与所得の源泉徴収票」は、用紙サイズをA4かA3かを選択できます。
② 提出地域別印刷の廃止 ・ 「給与所得の源泉徴収票」において可能だった、提出地域別の印刷を廃止します。本廃止に伴い、印刷画面
から表示できる[印刷オプション]画面-[給与所得の源泉徴収票の提出地域]を削除します。
③ 支払調書の変更 ・ [帳票の一括印刷]画面からのみ、支払調書を税務署提出用と受給者提出用を選択して印刷できるよう対応
します。帳票をクリックして選択した状態で、追加したプルダウンから選択します。
※ 受給者提出用は、法人番号及び個人番号は空欄になります。
④ 給与所得の源泉徴収票の変更 ・ 「給与所得の源泉徴収票」において、現時点では原紙が入手できないため、ドットプリンタへの対応を一時
的に停止します。原紙が入手可能な秋頃、再度対応予定です。
(2) 給与所得の源泉徴収票の変更 [未成年者]など、該当するとアスタリスク(*)で表示していたものを、丸(○)で表示するよう変更します。
(3) 入力桁数の拡張 「給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計表」-[1 給与所得の源泉徴収票合計表(375)]の以下の項目の桁数
を拡張します。
(項目/桁数)
・人員/5桁
・左のうち、源泉徴収税額のない者/5桁
・支払金額/12桁
・源泉徴収税額/12桁
・猶予税額/12桁
4.その他
(1) 電子申告について 本製品に対応した電子申告データインポート機能(国税)もあわせて提供いたします。「配当、剰余金の分配及び
基金利息の支払調書」「配当、剰余金の分配及び基金利息の支払調書合計表」「給与所得・退職所得等の所得税徴
収高計算書(一般用/納期特例用)」は「年調・法定調書の達人(平成28年分版)」で作成して、電子申告できま
す。
それ以外の国税の帳票に対応した電子申告データインポート機能と、地方税の電子申告データインポート機能は、
平成29年1月上旬以降ダウンロード可能予定です。
今後も、弊社「達人シリーズ」では、皆様からのご要望を心よりお待ちしております。