「事業所税の達人」提供予定日のお知らせ
2016.03.19


日頃、「達人シリーズ」をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
「事業所税の達人」の提供予定日が決定しましたので、お知らせいたします。
本プログラムでは、最新の税制改正に対応するだけでなく、新たな機能改善も予定しています。
公開プログラムバージョン
事業所税の達人プロダクトバージョン(1.5.0.5) / メンテナンスバージョン(1.05.0000)
※データベースを更新する必要があります。
提供予定日
平成28年4月中旬1.税制改正による変更
(1) 事業年度による帳票の切り替え 事業年度開始が「平成27年12月31日以前」と「平成28年1月1日以後」により、以下の帳票が自動的に新旧切り替わる
よう処理を追加します。
(対応帳票)
・ 第四十四号様式
・ 第四十四号様式 別表一
・ 第四十四号様式 別表二
・ 第四十四号様式 別表三
・ 第四十四号様式 別表四
・ 事業所税減免申請書
・ 事業所用家屋貸付等申告書(申告者情報)
・ 事業所用家屋貸付等申告書(事業所家屋明細書)
2.社会保障・税番号制度(マイナンバー)による変更
(1) [新規作成/基本情報の登録]画面の変更 [新規作成/基本情報の登録]画面において、以下を変更します。
① [法人番号][個人番号]の追加 ・ マイナンバーを登録できるよう、[申告情報]タブに以下の項目を追加します。
(法人個人区分/項目)
・ 法人/法人番号
・ 個人/個人番号
本追加に伴い、法人番号のみ、メニューバー[ツール]-[顧問先一覧のエクスポート]においてエクスポートの
対象項目に追加します。
② エラーチェック機能の追加 ・ [法人番号][個人番号]において、想定外の番号の場合はエラー画面が表示されるよう、チェックデジット
を使用したエラーチェック機能を追加します。
(2) 帳票の様式の変更 社会保障・税番号制度(マイナンバー)に対応している以下の帳票に、[法人番号][個人番号]を追加します。
(対応帳票)
・ 第四十四号様式
・ 第四十四号様式 別表一
・ 第四十四号様式 別表二
・ 第四十四号様式 別表三
・ 第四十四号様式 別表四
・ 事業所用家屋貸付等申告書(申告者情報)
・ 事業所用家屋貸付等申告書(事業所家屋明細書)
※ 事業年度開始が平成28年1月1日以後の場合のみ、[法人番号][個人番号]を表示します。
(3) [法人(個人)番号]から[管理番号]への変更 社会保障・税番号制度(マイナンバー)対応に伴い、以下の帳票において元の[法人(個人)番号]を[管理番号]
に変更します。
(対応帳票)
・ 第四十四号様式
・ 第四十四号様式 別表一
・ 第四十四号様式 別表二
・ 第四十四号様式 別表三
・ 第四十四号様式 別表四
・ 事業所税減免申請書
(4) 「データ管理の達人」との連携(「データ管理の達人」ご契約の方限定) 「データ管理の達人」とあわせてご利用いただくと、より細やかな設定ができ、より安全にお使いいただけます。
① セキュリティの強化 ・ 「達人Cube」の利用者の権限と、「データ管理の達人」の権限設定により、[個人番号]の変更や閲覧、表示
の有無を設定できるよう対応します。
・ セキュアデータ機能に対応します。
・ アクセスログにおいて、[個人番号]の閲覧有無がわかるよう対応します。
・ LAN(ネットワーク)で接続しているデータベースだけでなく、自分のコンピュータ(ローカル)にあるデータ
ベースへの接続も、アクセスログに記録するよう変更します。
② [個人番号]の非表示対応 ・ 画面上では[個人番号]はアスタリスク(*)で表示するよう対応します。以下のプログラムの権限設定におい
て許可されている利用者のみ、[個人番号]にカーソルがある場合に番号を表示できます。
(プログラム)
・ 達人Cube
・ データ管理の達人
・ 印刷をすると、[個人番号]はアスタリスク(*)で印字するよう対応します。入力した[個人番号]を印字す
る場合は、以下のプログラムの権限設定において許可されている利用者のみ、[帳票の一括印刷]画面に追加
した[F7/個人番号]又は[個人番号印字設定]をクリックして表示される[個人番号印字設定]画面で[印
字する]を選択すると印字できます。
何も印字しない場合は、[F6/印刷項目]ボタンをクリックして表示される[印刷項目の選択]画面において、
[個人番号又は法人番号]のチェックを外します。
※ 控用と帳票画面からの印刷は、権限設定に関係なくアスタリスク(*)で印字します。
(プログラム)
・ 達人Cube
・ データ管理の達人
・ [帳票の一括印刷]画面-[出力対象]で[ファイル(PDF形式)]を選択している場合、パスワードを付与
できるよう対応します。[設定]ボタンをクリックして表示される[設定]画面でパスワードを設定します。
[個人番号]を含む帳票において[個人番号印字設定]画面で[印字する]を選択している場合は、パスワー
ド設定が必須となります。
③ データの相互反映 ・ 「データ管理の達人」で登録した以下の情報を参照/反映できるよう対応します。
以下のボタンをクリックして反映させます。
(情報/ボタン)
・ 事業者情報/[新規作成/基本情報の登録]画面-[基本情報]タブにある[事業者一覧]ボタン
・ 個人番号/[新規作成/基本情報の登録]画面-[申告情報]タブ-[個人番号]にある[参照]ボタン
・ 個人番号/個人番号を入力できる帳票の[個人番号]にカーソルがある場合の[F3/参照]ボタン
また、「事業所税の達人」で登録した情報を「データ管理の達人」に反映もできます。反映させるときに使用
する[F9/マスター更新]ボタンを、[新規作成/基本情報の登録]画面に追加します。
・ 「データ管理の達人」の個人番号収集データベースの構造に合わせ、法人個人区分が個人の場合のみ、[新規
作成/基本情報の登録]-[申告情報]タブに[メールアドレス]を追加します。
本追加に伴い、メニューバー[ツール]-[顧問先一覧のエクスポート]において、メールアドレスもエクス
ポートするよう変更します。
・ 「データ管理の達人」と「事業所税の達人」で情報をやり取りする場合に表示される、以下の画面を追加します。
(画面)
・ 事業者一覧
・ 取込確認
・ 個人番号保有者一覧
・ 個人番号収集目的一覧
・ 「データ管理の達人」から顧問先を選択して、「事業所税の達人」を起動できるよう対応します。
・ 以下の画面から表示できる[検索(フィルタ)]画面において、「データ管理の達人」の事業者データベースに
登録した事業者情報の以下の項目を参照して検索できるよう、[検索(フィルタ)]画面を[検索]タブと[高
度な検索]タブに分けます。
(画面)
・ 開く
・ データ管理
・ 前申告区分データの複写
・ 翌期繰越
(項目)
・ 関与開始日
・ 関与終了日
・ 予備1
・ 予備2
・ 予備3
・ 備考
・ 「データ管理の達人」のセキュリティ設定機能を利用して作成したデータにアクセス権限を設定している場合
は、[新規作成/基本情報の登録]画面-[基本情報]タブ-[顧問先コード]について、一度確定すると[新
規作成/基本情報の登録]画面では変更できないよう対応します。変更する場合は、[データ管理]画面-[プ
ロパティ]から変更します。
3.機能改善による変更
(1) 対応帳票の新規追加 「税務代理権限証書(平成27年7月1日以降提出用)」を対応帳票に新規追加します。
(2) 入力桁数の拡張 「第四十四号様式」-[資本金の額又は出資金の額]に1兆を超える金額を入力できるよう、[新規作成/基本情報の
登録]画面-[申告情報]タブ-[資本又は出資金額]を10桁に拡張します。
(3) 演算式の変更 「第四十四号様式」-⑳[この申告により納付すべき事業所税額]を入力切替項目に変更します。事業年度開始が「平
成27年12月31日以前」と「平成28年1月1日以後」どちらも該当します。
(4) 税務代理書面の変更 税務代理書面において、[依頼者]-[氏名又は名称]に[代表者氏名][役職名]を表示できるよう、以下を変更し
ます。
① [新規作成/基本情報の登録]画面 ・ 法人個人区分が法人の場合のみ、[申告情報]タブに[役職名]を追加します。
② 連動項目 ・ 以下の帳票の[依頼者]-[氏名又は名称]において、[新規作成/基本情報の登録]画面-[申告情報]タブ
-[代表者氏名][役職名]を表示するよう変更します。本変更に伴い、文字数を全角53文字に拡張します。
※ [代表者氏名]又は[役職名]のどちらかのみの入力では表示されません。
※ 電子申告の場合の[氏名又は名称]は全角30文字までですので、ご注意ください。
(対応帳票)
・ 税務代理権限証書(平成27年7月1日以降提出用)
・ 税理士法第33条の2第1項に規定する添付書面(1)(平成20年9月1日以降提出用)
・ 税理士法第33条の2第2項に規定する添付書面(1)(平成20年9月1日以降提出用)
(5) 達人Cubeデータベース機能からの反映情報の変更 [税理士一覧]画面から反映する種別を、“補助税理士”から“所属税理士”に変更します。
本変更に伴い、以下の帳票から[税理士一覧]画面を表示する場合に表示される確認画面を削除します。
(対応帳票)
・ 税務代理権限証書(平成27年7月1日以降提出用)
・ 税理士法第33条の2第1項に規定する添付書面(1)(平成20年9月1日以降提出用) (1面)
・ 税理士法第33条の2第2項に規定する添付書面(1)(平成20年9月1日以降提出用) (1面)
(6) Standard Editionの機能拡張 Professional Editionに限定していた以下の機能を、Standard Editionでも利用できるよう拡張します。
(対象機能)
・ PDF出力機能
・ DocuWorks出力機能
4.その他
(1) 達人Cube「顧問先管理」との連携について 本プログラムでは、今までと同様に、達人Cube「顧問先管理」との以下の連携に対応しています。
(連携機能)
・ 業務データの新規作成
・ 業務データを開く
(2) 電子申告について 本プログラムに対応した電子申告データインポート機能(地方税)もあわせて提供いたします。
平成28年度の申告ができるようになります。
今後も、弊社「達人シリーズ」では、皆様からのご要望を心よりお待ちしております。