2019.04.24
日頃、「達人シリーズ」をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
「内訳概況書の達人(平成31年度以降用)」の提供予定日が決定しましたので、お知らせいたします。
本プログラムでは、最新の税制改正に対応するだけでなく、新たな機能改善も予定しています。
公開プログラムバージョン
内訳概況書の達人(平成31年度以降用)
プロダクトバージョン(1.0.0.0) / メンテナンスバージョン(1.00.0000)
※データベースを新規作成する必要があります。
提供予定日
2019年5月下旬
1.税制改正による変更
(1) 年度分岐に伴う新様式への対応
「内訳概況書の達人(平成30年度以降用)」から「内訳概況書の達人(平成31年度以降用)」に年度が分かれたことに
伴い、以下の帳票を平成31年4月1日以後終了事業年度分の最新の様式に対応します。
(対応帳票)
・ (1)預貯金等の内訳書
・ (2)受取手形の内訳書
・ (3)売掛金(未収入金)の内訳書
・ (4)仮払金(前渡金)の内訳書/貸付金及び受取利息の内訳書
・ (5)棚卸資産(商品又は製品、半製品、仕掛品、原材料、貯蔵品)の内訳書
・ (6)有価証券の内訳書
・ (7)固定資産(土地、土地の上に存する権利及び建物に限る。)の内訳書
・ (8)支払手形の内訳書
・ (9)買掛金(未払金・未払費用)の内訳書
・ (10)仮受金(前受金・預り金)の内訳書/源泉所得税預り金の内訳
・ (11)借入金及び支払利子の内訳書
・ (12)土地の売上高等の内訳書
・ (13)売上高等の事業所別の内訳書
・ (14)役員給与等の内訳書
・ (旧:(14)役員報酬手当等及び人件費の内訳書)
・ (15)地代家賃等の内訳書/工業所有権等の使用料の内訳書
・ (16)雑益、雑損失等の内訳書
(2) 新元号への対応
新元号への対応として、以下を変更します。
① 年月日などの入力画面の追加
・ 帳票上で手入力項目だった年月日欄において、ダブルクリックして表示される以下のどちらかの画面を追加し、
画面からの入力に変更して新元号を設定できるよう変更します。
(追加画面)
・ 年月日
・ 年月日(期間)
② 新元号の追加
・ [新規作成/基本情報の登録]画面-[事業年度]において、元号選択プルダウンに新元号を追加します。
上記「①年月日などの入力画面の追加」及び「②新元号の追加」について、「内訳概況書の達人(平成30年度以降
用)」(Ver:1.0.0.0)で以下の設定をしていた場合、「内訳概況書の達人(平成31年度以降用)」(Ver:1.0.0.0)
のインストール後に旧プログラムデータのコンバートをすると日付が変わります。
該当項目において、正しい日付が設定されているかご確認ください。
(「内訳概況書の達人(平成30年度以降用)」(Ver:1.0.0.0)/「内訳概況書の達人(平成31年度以降用)」
(Ver:1.0.0.0))
・ 暦上存在しない日付を入力(“99日”や、うるう年ではない年の2月29日など)/空欄
・ [月]及び[日]が空欄/自動で“01”を設定
(3) 旧プログラムデータのコンバート機能の変更
「内訳概況書の達人(平成30年度以降用)」から帳票データを引き継げるよう、旧プログラムデータのコンバート
機能を変更します。「平成31年5月1日」以降の場合の元号は、新元号でコンバートします。「平成31年5月1日」の
場合は「令和1年5月1日」となります。
2.機能改善による変更
(1) 「法人事業概況説明書」(裏面)の変更
「法人事業概況説明書」(裏面)-[18 月別の売上高等の状況]において、以下を変更します。
① 演算式の変更
・ [従事員数]-[計]を入力切替項目に変更します。
② カーソルの移動方向の変更
・ [Enter]キーを項目移動のキーとして利用している場合、[Enter]キーを押すと横に移動していましたが、
縦に移動するよう方向を変更します。
※ [Enter]キーを項目移動のキーとして利用しているかどうかの確認は、メニューバー[環境設定]-
[詳細設定]をクリックして表示される[詳細設定]画面の[項目移動]-[Enterキーを項目移動の
キーとして利用する]をご確認ください。チェックが付いている場合は本変更に該当します。
(2) 並び替え機能の変更
帳票上の[摘要]の上段下段それぞれでソートできるようにするため、ツールボタン[一括明細設定]をクリック
して表示される[一括明細設定]画面の[F6/ソート編集]ボタンをクリックして表示される[並び替え(編集)]
画面において、プルダウン項目に[摘要(上段)][摘要(下段)]を追加します。
(3) 明細の即時削除対応
帳票上の明細を削除する際、ごみ箱に移動するのではなく即時に削除できるようにするため、表示される確認画面に
[ごみ箱に移動せずに完全に削除する]を追加します。即時に削除する場合はクリックしてチェックを付けます。
(4) ごみ箱機能の変更
[ごみ箱]画面において、検索(ジャンプ)機能を追加します。画面上部に追加した入力欄にキーワードを入力して
矢印ボタンをクリックすると、キーワードで検索された明細が選択された状態で表示されます。
(5) データのインポート/エクスポート機能の変更
データのインポート/エクスポート機能について、[内訳データのインポート(旧バージョン)/エクスポート
(旧バージョン)]を削除します。
3.その他
(1) 電子申告について(「電子申告の達人」ご契約の方限定)
本プログラムの公開に伴う「電子申告の達人」(国税)は、6月中旬以降提供予定です。
今後も、弊社「達人シリーズ」では、皆様からのご要望を心よりお待ちしております。