2019.11.02
日頃、「達人シリーズ」をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
「年調・法定調書の達人(令和元年分版)」を本日公開いたしました。
本プログラムでは、最新の税制改正に対応するだけでなく、新たな機能改善も行っています。
※なお、2019年10月5日に公開したお知らせから変更がありました。変更部分に(※)を記載しています。
公開プログラムバージョン
年調・法定調書の達人(令和元年分版)
プロダクトバージョン(1.0.0.0) / メンテナンスバージョン(1.00.0000)
※データベースを新規作成する必要があります。
DVD発送開始日
2019年11月13日(水)
※ 「達人シリーズ」パッケージ版をご契約中のお客様へ、DM便にて5日前後で届くよう発送いたします。
1.税制改正による変更
(1) 帳票の新様式への対応
以下の帳票の新様式に対応しました。
(対応帳票)
・ 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書 (本年分)
・ 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書 (繰越本年分)
・ 【翌年分】給与所得者の扶養控除等(異動)申告書
・ 給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計表
・ 給与所得・退職所得等の所得税徴収高計算書(一般用)
・ 給与所得・退職所得等の所得税徴収高計算書(納期特例用)
・ 報酬・料金等の所得税徴収高計算書
(2) 演算式の変更
[新規作成/基本情報の登録]画面-[基本情報]タブ-[申告年度]が[令和2年分]の場合、以下の帳票及び
画面の演算式を変更するよう対応しました。
① 給与所得に対する源泉徴収簿(一人別徴収簿)/年末調整欄
・ ⑨[給与所得控除後の給与等の金額]の演算式において、所得金額調整控除額を引くよう変更しました。
また、給与所得控除の見直しに対応しました。
・ ⑯[扶養控除額、基礎控除額及び障害者等の控除額の合計額]の演算式において、基礎控除額を変更しました。
また、勤労学生の合計所得金額要件の変更に対応しました。
② 給与所得者の配偶者控除等申告書
・ 配偶者(特別)控除の対象となる配偶者の合計所得金額要件の変更に従い、演算式を変更しました。
③ 給与所得の源泉徴収票
・ 配偶者(特別)控除の対象となる配偶者、源泉控除対象配偶者並びに勤労学生の合計所得金額要件の変更に対応
しました。
④ [社員の新規登録/編集]画面
・ 同一生計配偶者及び源泉控除対象配偶者の合計所得金額要件が変わるため、[確定]ボタンをクリックしたときの
配偶者の合計所得金額のエラーチェックを変更しました。
⑤ [合計所得金額(内訳)]画面
・ [社員の新規登録/編集]画面-[家族情報]タブ-[合計所得]の[内訳]ボタンをクリックして表示される
[合計所得金額(内訳)]画面-(1)[給与所得]-[所得金額]の演算式において、所得金額調整控除額を
引くよう変更しました。また、給与所得控除の見直しに対応しました。
⑥ [配偶者の合計所得金額(見積額)]画面
・ [社員の新規登録/編集]画面-[家族情報]タブ-[配偶者所得]の[内訳]ボタンをクリックして表示される
[配偶者の合計所得金額(見積額)]画面-(1)[給与所得]-[所得金額]の演算式において、給与所得控除の
見直しに対応しました。
⑦ [取り込み確認(月額表等)]画面
・ 令和2年以降の税制改正に対応しました。
(3) 画面の変更
以下の画面を追加及び変更しました。
① [新規作成/基本情報の登録]画面
・ [基本情報]タブ-[申告年度]の元号の初期値を[令和]にするよう変更しました。
② [単身児童扶養者]画面
・ 「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書 (繰越本年分)」-[単身児童扶養者]のチェックボックスをダブル
クリックして表示される[単身児童扶養者]画面を追加しました。
③ 「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」のエラーメッセージ
・ [新規作成/基本情報の登録]画面-[基本情報]タブ-[申告年度]が[令和2年分]以降の場合、
[B控除対象扶養親族]及び[16歳未満の扶養親族]の[令和XX年中の所得の見積額]に48万円を超える金額を
入力し、ほかの画面に遷移しようとするとエラーメッセージを表示します。
(4) 「前期比較表(一人別徴収簿・年末調整欄)」の非表示対応
令和2年分の「給与所得に対する源泉徴収簿(一人別徴収簿)」の様式が大幅に変更することに伴い、[新規作成/基本
情報の登録]画面-[基本情報]タブ-[申告年度]が[令和2年分]以降の場合、「前期比較表(一人別徴収簿・
年末調整欄)」を非表示にするため、以下を変更しました。
① 給与所得に対する源泉徴収簿(一人別徴収簿)
・ ツールボタン[前期比較]を非表示にしました。
② [帳票の一括印刷]画面
・ [一覧表等]タブの[前期比較表(一人別徴収簿・年末調整欄)]を非表示にし、印刷できないよう対応しました。
(5) 旧プログラムデータのコンバート機能の変更 (※)
「年調・法定調書の達人(平成30年分版)」から帳票データを引き継げるよう、旧プログラムデータのコンバート機能を
変更しました。「平成31年分」の場合は新元号に変換して「令和01年分」となります。
また、「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」から表示する[障害者、寡婦、寡夫又は勤労学生の事実]画面の
[翌年分]タブに、「年調・法定調書の達人(平成30年分版)」の[本年分]タブの内容をコンバートするよう変更
しました(内容は同一ですので、必要に応じて修正してください)。
2.機能改善による変更
(1)「中小企業向け所得拡大促進税制適用可否判定表」の追加(Professional Edition / Standard Edition限定) (※)
「中小企業向け所得拡大促進税制適用可否判定表」を作成できるよう対応しました。
メニューバー[ツール]-[中小企業向け所得拡大促進税制適用可否判定表のエクスポート]をクリックすると表示されます。
(2) 「源泉徴収額納付管理表(給与所得・退職所得等の所得税徴収高計算書用)」の変更
[税理士等の報酬]において、集計対象受給者の条件に法人個人区分が[個人]であることを追加しました。
(3) [障害者、寡婦、寡夫又は勤労学生の事実]画面の変更
「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」のツールボタン[取り込み]をクリックした場合、[障害者、寡婦、
寡夫又は勤労学生の事実]画面の[翌年分]タブの情報も取り込むよう変更しました。
(4) 印刷オプションの変更
以下の帳票を印刷する際に表示できる[印刷オプション]画面において、[その他設定]-[帳票欄外に個人番号を
別途収集・保管する旨を出力]が[出力する]の場合、個人番号欄にアスタリスク(*)を印字していましたが、
「個人番号を記載しないでください。」を印字するよう変更しました。
(対応帳票)
・ 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書 (本年分)
・ 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書 (繰越本年分)
・ 【翌年分】給与所得者の扶養控除等(異動)申告書
・ 給与所得者の配偶者控除等申告書
(5) データのインポート/エクスポート項目の削除
[データのインポート/エクスポート]画面において、以下の項目を削除しました。
(画面/項目)
・ データのインポート/
・ 社員データのインポート(旧バージョン)
・ 給与・賞与データのインポート(旧バージョン)
・ 支払調書データのインポート(旧バージョン)
・ データのエクスポート/
・ 社員データのエクスポート(旧バージョン)
・ 給与・賞与データのエクスポート(旧バージョン)
・ 支払調書データのエクスポート(旧バージョン)
3.その他
(1) 電子申告について(「電子申告の達人」ご契約の方限定)
本プログラムの公開に伴い、「電子申告の達人」(国税)も同日に提供しています。以下の帳票は「年調・法定調書の達人
(令和元年分版)」で作成して、電子申告できます。
「電子申告の達人」の起動時に自動的に更新するため、達人Cube「アップデート」からインストールする必要はありません。
(対応帳票)
・ 配当、剰余金の分配、金銭の分配及び基金利息の支払調書
・ 配当、剰余金の分配、金銭の分配及び基金利息の支払調書合計表
・ 給与所得・退職所得等の所得税徴収高計算書(一般用)
・ 給与所得・退職所得等の所得税徴収高計算書(納期特例用)
・ 報酬・料金等の所得税徴収高計算書
上記以外の国税の帳票に対応した「電子申告の達人」と、地方税の「電子申告の達人」は、令和2年1月6日に提供予定です。
インストール方法
インストール方法などについては『年調・法定調書の達人(令和元年分版)(Ver:1.0.0.0) 利用ガイド』を
ご確認ください。
<利用ガイド確認方法>
① 「年調・法定調書の達人(令和元年分版)」ツールバー[情報コミュニティ]、又はメニューバー[ヘルプ]-
[情報コミュニティ[FAQ等]]をクリックします。
② [情報コミュニティ]画面-[達人シリーズ]-[各種マニュアル]をクリックします。
③ [申告書作成ソフト]タブで該当税目の利用ガイドの[ダウンロード]ボタンをクリックします。
※パッケージ版をご契約中のお客様は、DM便にて5日前後で届くよう発送いたします。
今後も、弊社「達人シリーズ」では、皆様からのご要望を心よりお待ちしております。