「減価償却の達人(平成31年度以降用)」対応内容のお知らせ 
2025.12.06


日頃、「達人シリーズ」をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
「減価償却の達人(平成31年度以降用)」の対応内容が決定しましたので、お知らせいたします。
本プログラムでは、最新の税制改正に対応するだけでなく、新たな機能改善も予定しています。
公開プログラムバージョン
減価償却の達人(平成31年度以降用)プロダクトバージョン(1.9.0.10) / メンテナンスバージョン(1.08.0000)
※ データベースの更新があります。
ダウンロード提供開始日
2025年12月20日(土)DVD発送日
2026年1月15日(木)パッケージ版をご契約中のお客様へ、「ゆうメール」を利用して発送いたします。
※ 利用ガイドを同梱してお届けします。
※ 発送日より5営業日前後でのお届けとなりますが、配送業者の都合で到着が遅れる場合があります。
※ 年末年始の休業期間を含むため、発送日が通常より遅くなりますのでご了承ください。
1. 税制改正による変更
(1) 事業年度終了日による帳票の切り替え 以下の帳票において、事業年度終了日が「令和7年3月31日以前」と「令和7年4月1日以後」により自動的に
新旧切り替わるよう処理を追加します。
(対応帳票)
・ 法人税 別表十六(四) 旧国外リース期間定額法若しくは旧リース期間定額法又はリース期間定額法若しくは
経過リース期間定額法による償却額の計算に関する明細書
(旧:旧国外リース期間定額法若しくは旧リース期間定額法又はリース期間定額法に
よる償却額の計算に関する明細書)
・ 法人税 別表十六(六) 繰延資産の償却額の計算に関する明細書
(2) 経過リース期間定額法の償却方法の変更に伴う画面の変更 経過リース期間定額法の償却方法の変更に対応します。本対応に伴い、以下のとおり画面を変更します。
① [償却方法の変更]画面 ・ [資産の新規登録/変更]画面の以下の項目の条件にすべて該当する場合、[償却方法の変更]画面に
[経過リース期間定額法を適用する]を追加します。
(条件)
・ [取得年月日]が令和9年3月31日以前
・ [償却方法]が[リース定額法]
・ [残価保障]が1円以上
② [償却方法の選択]画面 ・ 上記「①[償却方法の変更]画面」の変更に伴い、[経過リース期間定額法を適用する]にチェックを付けた場合、
[償却方法の選択]画面の[リース期間定額法]を[経過リース期間定額法]に切り替えます。
③ [資産の新規登録/変更]画面 ・ 上記「①[償却方法の変更]画面」及び「②[償却方法の選択]画面」の変更に伴い、
[資産の新規登録/変更]画面の[償却方法]で[経過リース期間定額法]を選択している場合、
[残存簿価]及び[改定取得価額]を追加します。
④ [一括変更]画面 ・ 業務メニュー[資産の登録]から表示される画面の、[F5/機能メニュー]-[07/耐用年数一括変更]を
クリックして表示される[一括変更]画面の[検索条件設定]において、
[経過リース期間定額法適用可能資産]及び[一括変更設定]の[償却方法を経過リース期間定額法に変更]を
追加します。
※ [経過リース期間定額法適用可能資産]にチェックを付けた場合のみ、[償却方法を経過リース期間定額法に変更]
を選択できます。
2. 機能改善による変更
(1) 「申告書作成ソフト」の共通的な機能改善 「申告書作成ソフト」において、フォントサイズの拡大や画面レイアウトの変更、表示画面数の削減など、
共通的な機能改善に対応します。詳細な対応内容は「情報コミュニティ」-[各種マニュアル]-[達人シリーズ共通]タブ
から以下の資料を表示するか、以下をクリックしてご確認ください。
【参照】『
「申告書作成ソフト」の共通的な機能改善について』
(2) 桁数又は文字数の拡張・使用可能な文字の種類の追加 各画面及び帳票において、以下の各項目の桁数又は文字数を拡張します。
また、[資産名称]及び[備考]以外の各項目の使用可能な文字の種類において、以下のとおり追加します。
(項目/桁数・文字数/使用可能になった文字の種類)
・ 資産コード/12桁/半角英小文字
・ 一括償却資産コード/12桁/半角英小文字
・ 分割コード/4桁/半角英文字
・ 資産名称/25文字/-
・ 部門コード/6桁/半角英大文字
・ 備考/60文字/-
本拡張に伴い、[新規作成/基本情報の登録]画面-[運用条件1]タブの[コード桁数の設定]に[分割コード]を
追加します。
なお、[コード桁数の設定]で各項目の桁数又は文字数を設定すると、拡張した桁数又は文字数で入力できます。
(3) 画面の変更 以下の画面を変更します。
① [新規作成/基本情報の登録]画面 ・ [運用条件1]タブ-[端数設定]の「※平成19年3月31日以前に取得した資産に対してのみ設定が適用されます。」を
削除します。
・ [運用条件1]タブ-[月数計算モードの設定]の[月数計算区分]で[応当日]を選択している場合、
[月数計算区分(帳票上)]を[応当日]に固定するよう変更します。
② [資産種類の新規登録/変更]画面 ・ [仕訳科目]を追加します。
③ [償却資産申告書情報]画面 ・ [資産の新規登録/変更]画面又は[少額減価償却資産の新規登録/変更]画面で[F7/申告情報]ボタンを
クリックして表示される[償却資産申告書情報]画面の[取得年月日]において、[入力]を追加します。
・ [前回申告の情報]において、[前回申告未実施]を追加します。
④ [検索条件]画面 ・ 業務メニュー[資産の登録]から表示される画面のツールボタン[表示条件]をクリックして表示された
[表示条件の設定]画面を、[検索条件]画面に変更して内容を大幅に変更します。本変更に伴い、
ツールボタンを[検索条件]に変更します。
⑤ [印刷 資産一覧表]画面 ・ 業務メニュー[資産の登録]から表示される画面の、ツールボタン[印刷]をクリックして表示される
[印刷 資産一覧表]画面から印刷する際、[検索条件]画面で設定した内容を、そのまま印刷するよう変更します。
本変更に伴い、[印刷 資産一覧表]画面において、以下の各項目を削除し、[印刷範囲]を追加します。
(項目)
・ 出力するデータの選択
・ 対象とする資産
・ 出力範囲
⑥ [条件設定 一括償却資産明細表]画面 ・ [償却済の一括償却資産を出力する]を追加します。
⑦ [条件設定 減価償却計算書]画面 ・ 業務メニュー[減価償却計算書の作成]から表示される[条件設定 減価償却計算書]画面の
[表示するデータの選択]及び[出力条件]を削除します。
また、[F5/検索条件]ボタンを追加し、クリックすると[検索条件]画面が表示されます。
⑧ [翌期繰越先の確認]画面 ・ 「翌期繰越」を行う際に表示される[翌期繰越先の確認]画面において、[償却済となる一括償却資産を削除する]
を追加します。
(4) 演算式の変更 以下の画面及び帳票において、以下のとおり演算式を変更します。
① [償却資産申告書情報]画面 ・ [償却資産申告書情報]画面の各[評価額]の演算式において、[新規作成/基本情報の登録]画面-[運用条件1]
タブの[端数設定]に関わらず、評価額の計算を行う全ての年で、小数点以下を切り捨てる処理を追加します。
② 月額表(償却月額) ・ [増加・割増・特別償却]画面の[償却の区分]で[割増償却]を選択している場合、「月額表(償却月額)」の
決算月に[割増償却額]を加算して表示するよう変更します。
(5) 「税務代理権限証書(令和6年4月1日以後提出用)」の画面の変更 [1 税務代理の対象に関する事項]-[年分等]の空白行の各行をダブルクリックして表示される、
[税務代理の対象に関する事項]画面の[年分等]について、[年分指定]を初期値で選択するよう変更し、
その場合「令和XX年分」と表示するよう変更します。
※ 「令和XX年分」の「XX」には該当年が表示されます。
(6) データのエクスポートの変更(Professional Edition/Standard Edition限定) 上記「(3)画面の変更」-「②[資産種類の新規登録/変更]画面」に伴い、仕訳データをCSVファイル形式又は
Excelファイル形式で出力できるよう、[データのエクスポート]画面に[仕訳データのエクスポート]を追加します。
(7) リース計算・資産除去債務への対応(カスタマイズオプション限定) リース資産の登録や資産除去債務などの入力や管理、台帳の出力が可能となり、財務諸表を作成するために必要な
固定資産管理業務をサポートするための新たなサービスとして、「減価償却の達人」カスタマイズオプション
(リース計算・資産除去債務)の提供を開始いたします。
本オプションの詳細などについては、「達人」オフィシャルサイト(
https://www.tatsuzin.info/products_co_gk/)から
ご確認ください。
3. その他
(1) 連動コンポーネントについて(Professional Edition/Standard Edition限定) 本プログラムの公開に伴い、連動コンポーネントも同日に提供いたします。
本プログラムで「法人税の達人(令和07年度版)」「所得税の達人(令和06年分版)」「グループ通算の達人(令和07年度版)
[個社処理用]」「連結納税の達人(令和04年度版)[個社処理用]」とのデータ連動をご利用の場合は、
必ず最新の連動コンポーネントをインストールしてください。
(対象となるお客様/インストールするプログラム)
・ 本プログラムで「法人税の達人」とのデータ連動をご利用のお客様/
・ 法人税の達人from減価償却の達人(平成31年度以降用)
・ 本プログラムで「所得税の達人」とのデータ連動をご利用のお客様/
・ 所得税の達人from減価償却の達人(平成31年度以降用)
・ 本プログラムで「グループ通算の達人[個社処理用]」とのデータ連動をご利用のお客様/
・ グループ通算の達人[個社処理用]from減価償却の達人(平成31年度以降用)
・ 本プログラムで「連結納税の達人[個社処理用]」とのデータ連動をご利用のお客様/
・ 連結納税の達人[個社処理用]from減価償却の達人(平成31年度以降用)
(2) 電子申告について(「電子申告の達人」ご契約の方限定) 本プログラムの公開に伴い、「電子申告の達人」(地方税)も同日に提供いたします。
「電子申告の達人」の起動時に自動的に更新するため、達人Cube「アップデート」からインストールする必要はありません。
上記変更に該当する申告データを既に「電子申告の達人」に取り込み済みの場合は、本プログラムでデータを作成し直し、
取り込みし直す必要があります。