「年調・法定調書の達人(平成24年分版)」公開のお知らせ
2012.11.26


日頃、「達人シリーズ」をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
「年調・法定調書の達人(平成24年分版)」を本日公開いたしました。
本製品では、最新の税制に対応するだけでなく、新たな機能改善も行っています。
※なお、2012年10月27日に公開したお知らせの変更内容に一部変更がありました。変更部分に
(※)を記載しています。
【公開製品バージョン】年調・法定調書の達人(平成24年分版)プロダクトバージョン(1.0.0.0) / メンテナンスバージョン(1.00.0000)
※データベースを新規作成する必要があります。
【CD-ROM発送開始日】平成24年11月28日(水)※「達人シリーズ」CD-ROM版をご契約中のお客様へ、メール便にて5日前後で届くよう発送いたします。
【1.税制改正による変更】(1) 以下の帳票の新様式に対応しました。
(対応帳票)
・ 給与所得者の保険料控除申告書兼給与所得者の配偶者特別控除申告書
・ 給与所得の源泉徴収票
・ 給与所得の源泉徴収票[全国版](受給者交付用のみ)
・ 給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計表
・ 配当、剰余金の分配及び基金利息の支払調書合計表
・ 社員データ一覧表
※「給与所得者の保険料控除申告書兼給与所得者の配偶者特別控除申告書」の[新・旧の区分]など、
新様式にしかない欄は旧プログラムデータのコンバートを行っても設定されません。
「年調・法定調書の達人(平成24年分版)」で設定してください。
(※)(2) 以下の帳票の演算式を変更しました。
① 給与所得に対する所得税源泉徴収簿(一人別徴収簿)
・ [個人年金保険料支払額]を常時空欄にするよう変更しました。
・ [21][年調年税額]を、[基本情報の登録]画面-[基本情報]タブ-[申告年度]によって以下のように
切り替えるよう変更しました。
(演算式)
・ 平成25年以後の場合
復興特別所得税を含めた金額
・ 上記以外の場合
復興特別所得税を含まない金額
(「年調・法定調書の達人(平成23年分版)」と同じ演算式)
② 退職所得の源泉徴収票・特別徴収票
・ 以下の項目の[源泉徴収税額]下段を、[基本情報の登録]画面-[基本情報]タブ-[申告年度]によって
以下のとおり切り替えるよう変更しました。
(対応項目)
・ 所得税法第201条第1項第1号並びに地方税法第50条の6第1項第1号及び第328条の6第1項第1号適用分
・ 所得税法第201条第3項並びに地方税法第50条の6第2項及び第328条の6第2項適用分
(演算式)
・ 平成25年以後の場合
復興特別所得税を含めた金額
・ 上記以外の場合
復興特別所得税を含まない金額
(「年調・法定調書の達人(平成23年分版)」と同じ演算式)
③ 配当、剰余金の分配及び基金利息の支払調書
・ [源泉徴収税額]を、[配当情報]画面-[支払確定又は支払年月日]によって
以下のとおり切り替えるよう変更しました。
(演算式)
・ 平成25年以後の場合
復興特別所得税を含めた金額
・ 上記以外の場合
復興特別所得税を含まない金額
(「年調・法定調書の達人(平成23年分版)」と同じ演算式)
【2.機能改善による変更】
(1) マイクロソフトより提供された、新しいOS「Windows 8」と、新しいSQL Server「SQL Server 2008 R2」
「SQL Server 2012」に対応しました。
「年調・法定調書の達人(平成21年分版)」以降の過年度プログラムも「Windows 8」及び「SQL Server 2008 R2」
「SQL Server 2012」に対応しています。
過年度プログラムを既にご利用の場合は、必ず過年度プログラムの最新版もインストールしてください。
(※) ※「Windows 8」及び「SQL Server 2008 R2」「SQL Server 2012」の動作確認状況、対応スケジュールの詳細について
は、以下のページをご確認ください。
URL:
http://www.tatsuzin.info/news/win8/(2) 業務メニューについて、[開く]画面からデータを選択して表示している場合のみ、[業務メニュー]画面を常時表示
するよう変更しました。
(3) 「前期比較表(一人別徴収簿・年末調整欄)」を対応帳票に新規追加しました。
「年調・法定調書の達人(平成22年分版)」以降で翌期繰越したデータは、前年分の金額を繰り越して表示します。
(4) 給与所得の源泉徴収税額表(日額表)丙欄に対応し、以下を変更しました。
① 社員の登録
・ [社員の新規登録/編集]画面-[基本情報]タブ-[甲乙区分]に[丙欄]を追加しました。
② 給与所得に対する所得税源泉徴収簿(一人別徴収簿)
・ 上記①で[丙欄]を選択している場合、帳票左上に[丙欄]と表示し、丸を付けるよう変更しました。
③ 給与所得の源泉徴収票
・ 上記①で[丙欄]を選択している場合、[(摘要)]に[丙欄適用]と表示するよう変更しました。
④ 給与所得に対する所得税源泉徴収簿(一人別徴収簿)など
・ ツールボタンの並びに甲乙丙区分を表示するよう変更しました。
⑤ 給与支払報告書(総括表)
・ [13受給者総人員]には丙欄適用者を含めず、[14報告書人員]には丙欄適用者を含めるよう演算式を
変更しました。
※実際の人員と異なる(一部の丙欄適用者を[13受給者総人員]に含める必要がある等)場合は、
該当欄をクリックして選択し、[F4/入力切替]をクリックして手入力してください。
(※) ⑥ 給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計表
・ [A俸給、給与、賞与等の総額]-[人員]に丙欄適用者を含めないよう演算式を変更しました。
⑦ 源泉徴収額納付管理表
(※) ・ [帳票設定]画面において[①記載方法の選択]を[①税理士等の報酬]に変更し、
[②日雇労務者の賃金]を追加しました。
・ [帳票設定]画面-[②日雇労務者の賃金]-[一人別徴収簿より自動転記]を選択している場合、
[日雇労務者の賃金]を入力切替項目に変更しました。
・ 上段の[俸給・給料等]などに丙欄適用者を含めないよう演算式を変更しました。
⑧ 給与所得・退職所得等の所得税徴収高計算書(一般用/納期特例用)
・ ツールボタン[データ取込]をクリックしてデータを取り込むと、「源泉徴収額納付管理表」-
[日雇労務者の賃金]に金額がある場合、「給与所得・退職所得等の所得税徴収高計算書(一般用/納期特例用)」
-[日雇労務者の賃金]に取り込まれるよう変更しました。
⑨ 各一覧表など
・ 各一覧表などにおいて、丙欄を考慮した演算式に変更しました。
(5) 以下の画面を変更・追加しました。
① 自動判定機能の追加
・ 以下の帳票の[提出要否]画面において、提出要否を自動設定できるよう[F9/自動設定]ボタンを追加しました。
(対応帳票)
・ 退職所得の源泉徴収票・特別徴収票
・ 報酬、料金、契約金及び賞金の支払調書
・ 不動産の使用料等の支払調書
・ 不動産等の譲受けの対価の支払調書
・ 不動産等の売買又は貸付けのあっせん手数料の支払調書
・ 上記追加に伴い、「退職所得の源泉徴収票・特別徴収票」から表示する[退職所得控除]画面に[提出要否の要件]
を追加します。
② インフォメーション(情報)画面の追加
・ [社員情報の新規登録/編集]画面-[基本情報]タブ-[退職年月日]の年が過去年の場合に「給与所得に対する
所得税源泉徴収簿(一人別徴収簿)」などを作成したい場合の対処方法を記載したインフォメーション(情報)画面
を表示するよう追加しました。
(6) 以下の帳票の各項目の桁数を拡張しました。
(対応帳票)
・ 不動産の使用料等の支払調書
(対応項目)
・ 支払金額
・ あっせん手数料
(桁数)
・ 11桁
(対応帳票)
・ 不動産等の売買又は貸付けのあっせん手数料の支払調書
(対応項目)
・ 支払金額
(桁数)
・ 11桁
(対応帳票)
・ 給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計表
(対応項目)
・ [4不動産の使用料等の支払調書合計表]-[支払金額]
・ [6不動産等の売買又は貸付けのあっせん手数料等の支払調書合計表]-[支払金額]
(桁数)
・ 12桁
(7) 受給者データのインポート/エクスポートにおいて、以下の項目を対象に新規追加しました。
(対応項目)
・ 転記区分
・ 報酬区分・該当号
・ 報酬区分・区分
(8) Professional Editionに限定した機能である業務エラーチェックにおいて、全体的に見直しました。
【3.その他】(1) 電子申告について
(※) 本製品に対応した電子申告データインポート機能(国税)もあわせて提供しています。
「配当、剰余金の分配及び基金利息の支払調書」「配当、剰余金の分配及び基金利息の支払調書合計表」
「給与所得・退職所得等の所得税徴収高計算書(一般用/納期特例用)」は「年調・法定調書の達人(平成24年分版)」
で作成して、電子申告できます。
それ以外の国税の帳票と地方税の電子申告データインポート機能は、12月下旬以降ダウンロード可能予定です。
今後も、弊社「達人シリーズ」では、皆様からのご要望を心よりお待ちしております。